漫画完結作品

アルマ 4

投稿日:

コンパスアルマ 4 ヤングジャンプコミックス
著:三都慎司
出版社:集英社

アルマの案内役、真山(首だけサイボーグ)から真実を聞かされたルキアナは、その衝撃で先に進む気力を失いかけました。
そんなルキアナにレイは諦める事無く死にたいと語りました。

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設定・登場人物

向後孝博
アルマ、ギジンの創造者。
彼は失った者を取り戻そうと状況を利用しアルマを作り出した。

あらすじ

ギジン達との戦争を止める為、アルマに侵攻したルキアナ達に真山が語った真実、それは彼らが人類のクローンであるという事だった。

戦争によって生み出されたギジンと戦う為、兵士として現在の人類は作られていた。
何故そんな事をしたか、理由は安かったから。
真に人類と呼べるのはゼロであるレイだけだったのだ。
真山が語った真実にルキアナは衝撃を受けへたり込む。

そんなルキアナをレイは抱きしめ、先に進む事を促した。

レイの言葉で何かが吹っ切れたルキアナは彼を護衛し、アルマの中枢を目指す。
辿り着いた先、郭壁の向こうに行けるのは人であるレイだけ。
彼はルキアナ、そしてラムダと別れ一人中枢へと足を踏み入れた。

郭壁の先、そこに待っていたのは全てのギジンの元であるアルマと呼ばれる巨大な人造人間とそれを作り出した一人の男だった。

感想

この巻で本作は完結です。
中枢に入ったレイはギジンの生みの親である研究者、向後と対面します。

彼は失った者を復活させる為だけに行動し、世界で戦っている者たち全てを見下し嘲笑していました。
それはギジンもルキアナ達兵士も、全て人に作られた存在であるという事に由来していました。

以前、果ての星通信の感想で書いたのですが、例え自らが創り出した者であっても自我を持ち存在しているならそれは命だと思います。

自分達が作ったから、もしくは自分の立場が上だからどんな扱いをしようと構わない。
SF等の物語だけでなく、現実でもそんな考えの人達はいる様に感じます。

他者を思い通りに扱おうとする人たち。
それが現代社会で感じる歪みの元凶の様な気がします。

作中、レイはそんな向後と決別し自分自身の気持ちに従う事を選びます。
ラストは混乱する世界が光に向かって行くような、そんな希望を感じる物でした。

まとめ

第四巻は電子書籍のみの販売となった事が凄く残念でした。
四冊紙で並べたかったよう。

この作品はとなりのヤングジャンプにて一部無料で閲覧可能です。
作者の三都慎司さんのアカウントはこちら

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※イメージはpixabayのPDPicsによる画像です。
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