漫画

税金で買った本 第四巻 登場人物・あらすじ・感想

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ぬいぐるみと本
税金で買った本 4 ヤンマガKC

原作:ずいの
漫画:系山冏
出版社:講談社

図書館でのバイトしているヤンキー少年の石平紀一(いしだいら きいち)を中心に図書館の仕事のあれこれを描いた作品、第四巻。

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登場人物

矢島(やじま)
黒髪ショートの女子高生
東京への旅行の際、借りた本を友人が紛失。
その事で矢島と友人は互いに自分が弁償すると言い争う。

小池(こいけ
図書館の児童図書部門のチーフ
カチューシャロングの女性。
アメリカで始まったぬいぐるみお泊り会(子供たちにぬいぐるみと共に読み聞かせを行った後、ぬいぐるみが図書館に泊まるという設定で本を読むぬいぐるみ等を撮影する)を企画する。

松子(まつこ)
黒髪ロングの木目込み人形
ぬいぐるみお泊り会に参加した人形。
妙な迫力がある。

鈴木の母
以前、本を弁償した鈴木の母親
鈴木の祖父から失敗を強く責める教育をされた事で、彼女も本を勝手に弁償した鈴木に声を荒げ責めた。

杉山日菜(すぎやま ひな)
図書館の利用者
サイドテールの少女。
双子の妹、菜月(なつき)のカードを使い、同じ本をずっと借りている。

あらすじ

図書館に所蔵する本を選ぶ選書会議。
貸出至上主義の梨原(なしはら)と良書主義の角野(かどの)がぶつかる事で、毎回、会議は長引いていた。
しかも今回は二人を宥める係長が不在。

話がズレ始めたら、誰にも二人を止められない。

何とかスムーズに事を終わらせたい今村(いまむら)は、先手を打って角野が検討を求めた「漫画でわかる最高の会議 応用編」について、寄贈書で前作が既に収蔵されている事を告げた。

その後、梨原が別の漫画の検討を言い出し脱線しそうになったが、司会役の吉村(よしむら)の他、今村が事前に話を通していた児童図書担当の朝野(あさの)と小池、郷土図書担当の女性の言葉で、漫画の購入の是非については次回に持ち越される事になった。

いざこざを期待し、配架作業を急ぎ終わらせ駆け付けた紀一が見たのは、無事会議を乗り切り恍惚の笑みを浮かべ右こぶしを握り締める今村の姿だった。

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感想

今回は冒頭、選書会議から始まり、同じ本を繰り返し借りる利用者、自分が弁償すると言って揉める女子高生、ぬいぐるみお泊り会、弁償したい女、鈴木再び、教えたがりと早瀬丸、双子と貸出し等が描かれました。

今回はその中でもぬいぐるみお泊り会で登場した、木目込み人形の松子が印象に残りました。

以前、ホーンテッドキャンパスの感想で書いたように人形が苦手です。
フィギュア等は平気なのですが、和洋問わず木目込み人形、市松人形、ビスクドール等、何というか見られているようで不気味さを感じます。

人に似た人でない物。
命を持たない物が生き物の形をしている事がその原因かなぁと、今回登場した松子を見て考えてしまいました。

まとめ

今回はぬいぐるみお泊り会の松子の他、弁償にこだわる鈴木のエピソードが印象深かったです。

幼い子供のミスを厳しく叱る親に育てられた子は、自分の子供にも同じように接してしまう。
その事で子は委縮し、ミスをすることを極端に恐れてしまう。
鈴木は図書館の人々と触れ合う事でそんな呪縛から解放されたようでした。

次回はどんな問題が描かれるのか、読むのが楽しみです。

この作品はヤンマガwebにて一部無料でお読みいただけます。
原作者のずいのさんのツイッターはこちら
漫画担当の系山冏さんのツイッターはこちら

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※イメージはPixabayのMabelAmberによる画像です。
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