ざつ旅 -That’s Journey- 6 電撃コミックスNEXT
著:石坂ケンタ
出版社:KADOKAWA
世間に蔓延しているアレな病気の所為で公共機関を使っての旅が難しくなった鈴ヶ森(すずがもり)さん。
今回はそんな不自由を解消する為、父親から100ccのスーパーカブを貰う所からスタートします。
鈴ヶ森さんのTwitterはこちら。
登場人物
鈴ヶ森母
ちかの母親
ちかによく似た少し垂れ目の女性
ちかの漫画が乗った雑誌を買い、色々布教している模様。
鈴ヶ森父
ちかの父親
黒髪眼鏡の男性
若い頃に乗ってたバイク、100ccのスーパーカブをちかに譲る。
譲ったカブは1995年制の年代物。
鈴ヶ森祖母
ちかの父方の祖母
白髪ショートの老婦人。
漫画の事で悩んでいたちかに、ちかの絵を見ると元気が出るという言葉でヒントを与えた。
今回の旅先等と各話感想他
東京都内
父からカブを譲り受け、メンテ後、早速群馬へ向かおうとしたが、キャブレターの故障で旅には出られず。
バイクは定期的なメンテを怠ると色々不具合が出ます。
私も乗ってた時はアクセルのワイヤーが切れたり、チューブタイプのタイヤの虫ゴムが病んだり、バッテリーが上がったりと色々ありました。
ただ、ホンダのCB400スーパーフォアだけは、中古でしたが乗ってる間、一度も故障しませんでした。
やっぱ、フラッグシップモデルは強いのかなぁ。
改めて群馬県
カブの修理が終わり祖母の家のある群馬県へ。
アレの事もあるのでちかは祖母に会う事は出来ないと思っていたが、父から連絡を受けた祖母は彼女を出迎えてくれた。
初のバイク旅。
作中にも書かれていますが、バイクの運転は車よりもかなり疲れます。
運転は全身を使うし、常に風を受けている事が大きい気がします。
今回のエピソードを読んでいて、昔、友人とツーリングに出掛けた時、お尻が痛くなったのを思い出しました。
高知県
師匠である漫画家の糀谷冬音(こうじや ふゆね)と読み切りのヒントを求め高知は桂浜へ。
路面電車、楽しそうでした。
あと、廃線跡は当時の様子が垣間見れて、何だか読んでいてノスタルジックな気持ちになりました。
感想
バイクを手に入れ旅の選択肢が増えた鈴ヶ森さん。
このブログでも感想を書いているスーパーカブ(コミカライズ版)みたいにウインドシールドとか付けたりするんでしょうか。
そういうカスタムとかも含め、今後が楽しみです。
あと今回の高知旅行で師匠が言っていた自分の為に描くなというアドバイス。
それは何となくですが、全ての仕事に通じる事だよなぁと読んでいて思いました。
まとめ
次の旅の目的地は北海道。
一口に北海道といっても滅茶苦茶広いので、鈴ヶ森さん達が何処を巡るのか読むのが楽しみです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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この作品はComicWalkerにて一部無料でお読みいただけます。