漫画完結作品

タイムスリップオタガール 第三巻 登場人物・あらすじ・感想

投稿日:2020年6月6日 更新日:

茄子
タイムスリップオタガール 3 ポラリスCOMICS

作:佐々木陽子
出版社:フレックスコミックス

爆発した妄想を描いたノートをクラスの男子、長谷川に窓から投げ捨てられたはとこ。
自身が感じていたよりもずっと大事になっていたそのノートを追って、はとこは窓からダイブしてしまいました。

広告

登場人物

直輝(なおき)
リュータの友人
彼もリュータと同じく野球部でポジションはピッチャー。
ちなみにリュータはキャッチャー。
はとこは二人がリアルバッテリーである事に気付き、淫らな妄想が浮かびかけるがリア友は駄目と何とか踏みとどまった。

奈々子(ななこ)
はとこの友人、安の姉
はとこは奈々子お姉さんという事で一発で名前を覚えた。
彼女もオタクであり即売会で作った物を売った経験もある。

あらすじ

長谷川が投げたノート(内容は裸の男達が絡み合うやーつ)を追って勢いのまま窓から飛んだはとこ。
中学生の肉体の持つポテンシャルに喜んだのも束の間、自分が空中にいる事に気付き死を覚悟する。

しかし、下が渡り廊下だった事が幸いし擦り傷を負った程度ですんだ。
その後、担任の岡田に見つかり、はとこは保健室で治療を受ける。
その間、教室では騒ぎを知ったリュータが長谷川に「死んでたらとか思わないのか…?」と意見していた。

リュータの言葉で長谷川の中で自分のした事の認識が変わる。
はとこが助かった事で軽い冗談にしようとしていた長谷川だったが、一歩間違えばはとこは死んでいたかもしれない。
その事に気付き後悔と不安が長谷川の中に湧きあがる。

一方はとこは死を意識した事で、タイムスリップの事を思い出し発動条件が謎過ぎると悩みながら、とにかく高所から落下に気を付けようと心に刻む。
その流れでノートの事を思い出したはとこは、謝罪しようと保健室の前にいた長谷川との会話もそこそこに校庭へ駆け出した。

広告

感想

今回は奈々子お姉さんとの出会いが切っ掛けで、はとこ達四人(はとこ、みのりん、タカちゃん、安ちゃん)の合同コピー本を作るという計画が始まりました。

青春を思いっきり楽しんでいるはとこの姿を見ていると、羨ましさと懐かしさを感じます。
長い間、忘れていましたが確かに中学生の頃って無駄にエネルギーが有り余っていた気がします。

集団行動が苦手なので戻りたいかと問われれば正直微妙ですが、体だけはあの頃に戻りたいなぁと少し思います。(お腹の肉を摘みながら)

まとめ

この巻の終盤、はとこは自分の好きな事を正直に好きだと長谷川に宣言します。
そう言い切ったはとこの笑顔は素敵で無敵でした。

この作品はCOMICポラリス公式サイトにて一部無料でお読みいただけます。
作者の佐々木陽子さんのTwitterはこちら

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※イメージはpixabayのMabel Amberによる画像です。
広告

-漫画完結作品
-, , , ,

関連記事

惑星系

チ。 ―地球の運動について― 第二集 登場人物・あらすじ・感想

チ。 ―地球の運動について― 第二集 ビッグコミックス 作・画:魚豊 出版社:小学館 ラファウの死から十年後、フベルトから彼が引き継いだ箱を新たな人物が引き継ぐ事になります。 登場人物他 オクジー 民 …

浜辺

水は海に向かって流れる 第三巻 あらすじ・感想

水は海に向かって流れる 3 KCデラックス 著:多島列島 出版社:講談社 二巻では直達の父が雇った探偵の調査により、榊の母親の居場所が分かりました。 しかし母親の不倫相手だった直達の父の罪悪感を軽くし …

ワークショップ

ノー・ガンズ・ライフ 第九巻 登場人物・あらすじ・感想

ノー・ガンズ・ライフ 9 ヤングジャンプコミックス 著:カラスマタスク 出版社:集英社 十三を治せるヴィクターを求め、拡張者専用収容所に向かった十三達。 そこではぐれたメアリーは、兄、ヴィクターの影、 …

サンドイッチ

クレイジーフードトラック 第一巻 登場人物・あらすじ・感想

クレイジーフードトラック 1 BUNCHコミックス 作:大柿ロクロウ 出版社:新潮社 砂と岩と僅かな文明の残滓しか見えない荒野。 そんな場所でフードトラックを駆り、商売しながら旅を続けている男、ゴード …

クマのぬいぐるみ

トシサン ~都市伝説特殊捜査本部第三課~ 第一巻 登場人物・あらすじ・感想

トシサン ~都市伝説特殊捜査本部第三課~ 1 イブニングKC 著:木村大介 出版社:講談社 都市伝説による被害を捜査・検証・解明する警察内の部署、都市伝説特殊捜査本部第三課の活躍をコミカルに描いた作品 …

DMMコミックレンタル

広告
広告
田中
読んだ本の紹介等しています。
本を選ぶ際の一助になれば幸いです。