葬送のフリーレン 5 少年サンデーコミックス
原作:山田鐘人
作画:アベツカサ
出版社:小学館
目的地である魂の眠る地(オレオール)へ向かう為に必要な資格である、一級魔法使いの試験を受ける事になったフリーレンと弟子のフェルン。
一次試験の内容は三人一組となり隕鉄鳥(シユテイレ)呼ばれる鳥の捕獲だというのだが……。
登場人物
ラヴィーネ
三級魔法使い
灰髪ロングの少女
氷の魔法を操る。
フリーレンが入った第2パーティーの一人。
見た目はお嬢だが言葉遣いや行動は乱暴。
カンネ
三級魔法使い
赤毛でショートツインテールの少女。
水を自在に操れる。だが水自体を生み出す事は出来ない。
フリーレンが入った第2パーティーの一人。
ラヴィーネとカンネは幼馴染で同じ魔法学校出身。
二人は口喧嘩を良くしているが、呼吸自体はピッタリと合っている。
ラント
二級魔法使い
黒縁メガネの青年。
フェルンが入った第4パーティーの一人。
ユーベル
三級魔法使い
黒髪ジト目の女。
敵対した者、特に下衆な相手は躊躇なく殺す。
フェルンが入った第4パーティーの一人。
デンケン
二級魔法使い
モノクルに髯の老人。
第13パーティーの一人。
宮廷魔法使い。
好き。
ラオフェン
三級魔法使い
お団子頭の少女。
ジルヴェーア(高速で移動する魔法)の使い手
第13パーティーの一人。
リヒター
二級魔法使い
黒髪顎鬚の青年。
土魔法の使い手。
第13パーティーの一人。
シャルフ
三級魔法使い
黒髪釣り目の青年
ジュベラード(花弁を鋼鉄に変える魔法)の使い手。
第8パーティーの一人。
エーレ
二級魔法使い
セミロングで赤毛の女性。
ドラガーテ(石を弾丸に変える魔法)の使い手。
第8パーティーの一人。
ヴィアベル
二級魔法使い
パンキッシュな青年。
魔王軍残党と戦って来た北部魔法隊の隊長。
ソルガニール(見た者を拘束する魔法)の使い手。
第8パーティーの一人。
ゲナウ
一次試験試験官
沈着冷静な印象の男。
ゼンゼ
二次試験試験官。
眠そうな目をした髪の長い女性。
ゼーリエ
大陸魔法協会の創始者
人類の歴史で生まれたほぼすべての魔法を知るエルフの女性。
フリーレンの師であるフランメの師匠。
あらすじ
一次試験は三人一組となって強固な結界で閉ざされた森の中、隕鉄鳥(シユテイレ)と呼ばれる鳥を捕獲するものだった。
魔力を感知し高速で飛び、魔法に強い耐性を持つ小鳥の捕獲。
捕まえる事自体が難しい事に加え、森には凶悪なモンスターも存在していた。
フリーレン達は一度、隕鉄鳥との接触に成功するも、ラヴィーネとカイネが作り出した氷の拘束では取り押さえる事が出来ず逃してしまった。
フリーレンは隕鉄鳥が魔力を警戒する事と、生物として当然ながら水場が必要である事を鑑み、ある作戦を決行する。
そんな中、他の受験者達も行動を開始していた。
この試験は鳥を捕まえる事に加え、受験者同士の鳥の奪い合いを前提とした物だった。
感想
今回は一次試験の様子がメインに描かれました。
フリーレンとフェルンの他、受験者達の背景や考え方も丁寧に描かれ読んでいて楽しかったです。
今回、印象に残ったというか、この巻で感じた事なのですが、登場したキャラクター達が全員魔法使いという事もあってか凄く静かな印象を受けました。
何と言うか、ヴィアヴェル等も見た目や言動は派手なのですが、思考は魔法使いのそれでとても理知的に思えました。
そのギャップというか、試験が終わりシュタルクが出て来た時は何というか、ほっこりしました。
まとめ
次巻は二次試験、迷宮攻略。
合格者が一人もいないというゼンゼの試験がどんな物になるのか、今から読むのが楽しみです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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