ヴィンランド・サガ2 アフタヌーンKC
作:幸村誠
出版社:講談社
11世紀のヴァイキングをモチーフに描かれる物語。
アイスランドで平和に暮らしていたトルフィン達の下に、ヨーム戦士団のフローキーが訪れた事で、トルフィンの幸せな幼少期は終わりを告げます。
あらすじ
トルフィンの父トールズは、かつてヨーム戦士団でヨームの戦鬼(トロル)と恐れられた凄腕の戦士だった。
彼はある戦闘で消息を絶ち、そのまま妻を連れてアイスランドに逃げ、戦から遠ざかるように暮らしていた。
フローキーは、逃亡兵である彼の罪を盾に、トールズに戦線復帰を促す。
村を戦火に巻き込まないため、トールズは再び軍船に乗り、村の若者を連れて海に漕ぎ出した。
隠れて乗っていた息子、トルフィンを乗せて。
トールズは若者たちは、友人であるレイフの船に、ある程度したら引き取ってもらい、戦場には一人で向かうつもりだった。
トールズの戦線復帰、それはフローキーが彼を暗殺するための罠だった。
フローキーの依頼を受けて、アシェラッド率いる傭兵団が動き出す。
感想
トールズの戦闘シーンは圧巻の一言です。
軍船一隻、30名近くを一人で無力化し、アシェラッド達を引かせます。
誰一人殺さずに。
彼の言葉「本当の戦士には剣などいらぬ」は物語を読み進めていくうちに心に響くでしょう。
とにかくトールズがカッコいい。それに尽きる巻でした。
まとめ
トルフィンが、アシェラッドを仇として狙う、発端となったエピソードでした。
フローキーは後に再登場するのですが、初登場の時はそれほど顔は四角くありません。
彼は登場するたびに、髭と髪型が直線的になり、四角くなっている気がします。
お読みいただき、ありがとうございました。
こちらの作品はコミックDAYSにて一部無料でお読み頂けます。
作者の幸村誠さんのTwitterアカウントはこちら。