りこさんブッチギリです! 3 ヤンマガKC
著:大田均
出版社:講談社
団体戦に出場した青空卓球部。
りことアキは安定した強さを見せるも、やはりムツとタマキは苦戦する。
しかし試合の中でその二人も練習の成果を見せ始め……。
あらすじ
何とか予選を抜け決勝トーナメントに進んだ青空卓球部。
しかしムツ自身は一勝も出来ていなかった。
実力的に考えてりことアキで二ゲーム取る事は出来るだろう。
しかしタマキが勝つのは現状では難しいだろう。
勝ちあがる為には、ムツの勝利が必要となる。
そんなプレッシャーを背負った中、決勝トーナメント、ムツの試合が始まった。
ムツは予選で見せたヤマ張り戦法で挑み、相手に得点を許していた。
タマキは負け過ぎてヤケになってるんじゃと不安を口にするが、アキはムツの狙いが分かったのか不敵な笑みを浮かべていた。
何かを試している様なムツの試合は相手意識を絞り、徐々に打球のコースを狭めていく。
現在のムツでは普通にやっても勝てない。
そこで彼は自分が返せるボールを相手に撃たせる為、失点覚悟のパフォーマンスでコースを限定させていた。
自らの実力不足を認め、心理戦、カウンターブロック、現在出来うる全てを使いムツは勝利をもぎ取った。
感想
卓球部の入部試験に落ち、青空卓球部として活動していたムツとタマキ。
そんな二人に道を開いた超一流のカットマンりこ。
負けても強くなればいいと仲間に加わったアキ。
そんな四人の青春を描いた汗だぐ卓球漫画もこの巻で完結。
正直、全日本に行くものだと思っていたので、完結はいきなりな感が否めませんでした。
私的には超面白かったのですが、あまり受けなかったのでしょうか……。
りこは勿論ですが、段々と強くなるムツ、あとタマキやアキの今後も見たかっただけにここでの完結は残念です。
まとめ
ライバルキャラも登場し、これから更に楽しくなって来そうだったのですが……。
太田さんの次回作を待ちたいと思います。
この作品はコミックDAYSにて一部無料でお読みいただけます。
作者の太田均さんのツイッターはこちら。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。