うめともものふつうの暮らし 2 バンブー・コミックス
著:藤沢カミヤ
出版社:竹書房
しっかり者のうめと楽しい事、美味しい物が大好きなもも。
小さな猫耳姉妹の日常を描いたとても可愛らしい作品です。
登場人物
店長
ももが働く焼き芋屋さんの店長
髯で眼鏡のおじさん。
焼き芋屋さんはデリバリーサービスも行っている。
各話あらすじ
十一日目
今日の晩御飯はオムライス。
しかしケチャップを切らしてしまった。
薄味だがチキンライスにしようか?と問ううめに、どうしてもオムライスが食べたいももはコンビニに行こうと提案するのだった。
十二日目
まるおかで貰った街の情報誌。
その中にクロスワードパズルが乗っているの見つけたもも。
そのパズルを解けばプレゼントにも応募できるようだった。
プレゼントがお肉券や図書カードだと知ったももは「お宝だらけだ」と張り切ってパズルを解き始める。
十三日目
もうすぐ雨が降りそうなある日。
買い物に行った梅を待つ間、晴れている間に日向ぼっこを楽しんでいたももはおとなりさんと出会う。
そこに丁度うめも帰宅。
ももはおやつの事を尋ねるが、今日はうめは何も買っていない様子。
雨の日はおやつ食べていいことになってるのになぁ。
そんな自分ルールを話すももに、おとなりさんが食パンをお土産と差し出した。
そのパンを使い、二人はおとなりさんが提案したフレンチトーストを作る事にした。
十四日目
スーパー神山に買い物に来たうめともも。
その買い物の途中、女子高生たちがおいしいよと話しているのを二人は耳にする。
彼女達が話していたのはカップ麺。
見かけた事はあっても食べた事の無いそれを、うめとももはお試しで買ってみる事にした。
十五日目
フィンランドに旅行に行っていたというお隣さんから、フィンランド土産を貰ったうめともも。
飛行機で貰ったチョコをおとなりさんが二人に渡すと、食いしん坊なももは飛行機に乗りたいなと口にする。
しかし旅行にはお金が掛かる。
ムリだ……。そう呟いたももにそれならとおとなりさんは旅行の気分を味わえるDVDを貸してくれたのだった。
十六日目
その日、しっかりと朝ごはんを食べたももは仕事へ向かった。
彼女の仕事、それは焼き芋屋さんの店番だった。
十七日目
梅雨のある日。
買い物から帰宅したうめが何か作り始める。
何作ってるの? そう尋ねたももにうめは夏に向けてしょうがシロップですと答えた。
十八日目
梅雨も終わったある日、衣替えをしたうめとももは、来るべき夏に向けて夏にしたい事をチラシの裏に書き出してみた。
十九日目
夏風邪をひいてしまったもも。
うめはちゃんとお風呂上りに髪を乾かさないからだと注意しつつ、今日は寝ててとももに休むよう促した。
二十日目
以前応募したクロスワードのプレゼントが当たったうめともも。
送られて来たのは千円分のお肉券。
ももは一番に唐揚げが浮かんだが、券の使えるお肉のコバヤスには牛と豚しか扱っていなかった。
じゃあと言いつつ決められないももに、お店に行きながら決めようとうめは提案した。
感想
今回もゆったりのんびりした二人の日常が描かれました。
その中でも、焼き芋屋さんの話とお肉券の話が印象に残りました。
焼き芋屋さんの回は、ももと街の人たちの触れ合いが微笑ましかったです。(散歩中のドーベルマンと目があってスッと隠れるとことか)
お肉券の話はうめの選んだ料理に思わず最高と思ってしまいました。
まとめ
今回は春から梅雨を経て夏の始まりまでが描かれました。
焼き芋屋さんの配達で道に迷ったももが最高に可愛かったです。
こちらの作品は竹書房のWEBコミックサイトストーリアダッシュにて一部無料でお読みいただけます。
作者の藤沢カミヤさんのTwitterはこちら。
お読みいただき、ありがとうございました。