おとなりに銀河 2 アフタヌーンKC
作:雨隠ギド
出版社:講談社
漫画家兼シェアタイプのアパートの大家として幼い妹と弟を養っている久我一郎(くが いちろう)。
そんな彼の下にアシスタントとしてやって来た五色しおり(ごしき しおり)。
そのしおりのお尻には不思議な棘が付いており、徹夜明けで寝ぼけていた一郎はGペンが刺さったと勘違いしその棘に触れてしまいます。
その事で繋がってしまった二人は、アパートで共同生活を続ける内魅かれ合い、やがて正式に付き合う事になったのですが……。
登場人物
佐野(さの)
一郎の知り合いの漫画家
眼鏡で前髪をカチューシャで止めた青年。
しおりのアシスタント先の一人。
現在は魔法少女物を連載中。
あらすじ
棘でつながるというアクシデント的な始まりだったが、互いに魅かれ合い一郎の告白を受け、正式に付き合う事になった一郎としおり。
そんな事があった後日、雨で行く事が出来なかった動物園に一郎は妹のまちと弟のふみおを連れてリベンジに向かう。
そのお出かけにしおりも誘った一郎。
しおりは一回目のデートと気合を入れて行きます!と力強く返事をした。
その事に喜びつつも、一郎はまちとふみおにしおりと付き合い始めた事を言うべきか悩む。
それというのも、しおりの素性や棘による婚姻という彼女の故郷の島の風習、さらにしおりと離れたり不快な思いをさせると体調が悪化する罰則の事等、説明し辛い事のオンパレードだ。
結局、一郎は上手く伝えられる自信がなく、まちに促され動物園へと四人で向かう事となった。
感想
今回は冒頭の動物園デートから始まり、しおりのアシスタント先と彼女に一郎が伝えたいこと、お墓参りとピクニック、クリスマスと初めてのキス、初詣と温泉旅行等が描かれました。
なんというか、しおりは初心で照れ屋なのですが思い切りがいいというか、感情が高ぶるとグイグイ行くタイプで展開がスピーディで心地いいです。
また一郎もしおり同様、初心で照れ屋ですが決める所は決めてくれて、それで更にしおりは一郎に魅かれていき……。
もうね、二人とも爆発しちゃえばいいんですよ。
まとめ
感想では爆発しちゃえばとか書きましたが、初々しい二人の恋模様は読んでいて凄く楽しいです。
この巻のラスト、しおりの母親に一郎は付き合っている事を伝えました。
その事が二人にどんな影響を与えるのか、次も楽しみです。
この作品はpixivコミックにて一部無料でお読み頂けます。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。