GIGANT ギガント 8 ビッグコミックススペシャル
著:奥浩哉
出版社:小学館
サタンの力で自ら死を選択しようとしている零。
彼を救う為、サタンを倒すべく、ちほは桃乃木少佐達の後を追い空を飛びました。
あらすじ
一足先にサタンの下へ辿り着いた桃乃木達、鬼頭が囮を務め注意を引きその隙に桃乃木達がサタンの体内に侵入、ちほがこれまで行って来た巨大化により内部から引き裂く作戦を実行する。
しかし囮役の鬼頭一人ではサイコキネキスを操るサタンを押さえることが出来ない。
桃乃木は加勢要員として塩沢を向かわせる。
背後から巨大化した塩沢が組付き押さえ込んだ隙に、桃乃木達が鼻と口からサタンの内部に侵入。
更に、鬼頭の放った光弾がサタンの胸を抉り心臓を露出させた。
大量の血を吹き出し胸を押さえたサタン。
だが、追撃で鬼頭が放った閃光をサタンは傷を負いながらも避けた。
その上、頭部に侵入していた桃乃木達もサタンが自身の内部に生み出した爆炎により体外へ放り出してしまう。
桃乃木達が次の手を打つ前に、サタンは胸の傷を修復し更に隅田川を遡っていく。
どうするどうする。
サタンの背後を飛び、部下への指示を模索していた桃乃木が思わず目をつぶった瞬間、彼女にサタンの巨大な手が伸び、桃乃木はその手につかみ取られてしまった。
感想
今回はマルッと一冊、画面を通して見るだけで人に死を選択させ、超能力を操り、肉体の再生能力まで持つ敵、サタンとの戦い、更に加勢として現れた異形の巨人と桃乃木達、未来の軍人とちほの戦いの様子が描かれました。
一つ前の七巻を読んだ時、桃乃木達は全滅する事は無くても誰か欠けるのではとハラハラしていたので、傷付きはしましたが誰も死んで無くてホッとしました。
てか、彼らのリーダーの長嶋大佐は傷を負って倒れ、ちほに力を託し最終的に人形になったのですが……彼らも傷つき倒れたら人形になるのでしょうか。謎です。
まとめ
今回、かなりサタンにダメージを与えていると思ったのですが、それでもサタンは復活してしまいました。
次巻、ちほ達が無敵に思えるサタンにどう挑むのか、早く次が読みたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
作者の奥浩哉さんのTwitterはこちら。
この作品は現在第一巻が小学館公式サイトにて無料でお読みいただけます。(2020年12月現在)