バトルグラウンドワーカーズ 1 ビッグコミック
著：竹良実
出版社:小学館
「亞害体」と呼ばれる未知の生命体が、世界各地に現れた世界。
そんな世界で人類を守る為、「RIZE（ライズ）」という人型兵器と神経を接続し戦う人たちを描いた作品です。
登場人物
平仁一郎（たいら じんいちろう）
本作の主人公 30歳 無職
外務省から届いた審査通知により、RIZEで戦う事を選択する
諍いを嫌い、競争の激しい会社勤めには馴染めなかった
同期の中では、一番射撃が下手
岡部圭護（おかべ けいご）
31小隊
平の同期
喧嘩っ早い若者、両腕にタトゥー有り
おそらくヤンキー
西数真（にし かずま）
31小隊
平の同期
眼鏡を掛けた小太りの男、多分オタク
沼田美羽愛（ぬまた みうな）
31小隊
可愛い系女子
お菓子好き
百沢紀和（ももさわ きわ）
31小隊
隊長、綺麗系のお姉さん
能倉知子（よくら ともこ）
31小隊
黒髪ポニーの女性
合理主義、スナイパー
RIZE（ライズ）
平たちが操る人型兵器
東京から通信を使い遠隔操作する。
操作は神経接続により行われ、攻撃を受ければパイロットは、傷は負わないが痛みは感じる。
場合によってはその痛みで死ぬ事もある。
メインウェポンはアサルトライフル。
モデルはM16。
能倉はこれでスナイプしているので、精度は良い模様（彼女の腕かも）
サブウェポンはハンドガン
モデルは一巻の時点では不明。
首の後ろのケーブルを引き抜く事で、接続を強制的に切断する事が出来る。
ただし、強制切断は脳にダメージを与え、それは蓄積していくので人が耐えられるのは五回まで。
あらすじ
25年前、「亞害体」と呼ばれる未知の生物が世界中に現れた。
平仁一郎は、職を失っていた冬のある日、外務省からその亞害体と戦う組織の、パイロット審査に通った通知を受け取る。
両親を事故で失い、育ててくれた祖父母も失った仁一郎は、生来の優しさが災いし、競争社会であるサラリーマンにも馴染めなかった。
社会でいう一般的な幸せは、仁一郎には途方も無く遠く感じた。
彼はその幸せの代替品として掴める何かを求め、人類連合に兵士として参加する事を決めた。
感想
平は同期の中で一番射撃が下手です。
その為か、別の部分でそれを補おうと努力します。
それは銃の修理であったり、RIZEのエネルギー効率を研究したり、自分を捨てて仲間を守る事であったりします。
彼が今後どのように戦っていくのか、亞害体とは何なのか、また癖のある隊員たちの過去がどうなっているのか、とても続きが気になる作品です。
まとめ
辺獄のシュヴェスタの作者、竹良実さんの最新作です。
シュヴェスタの主人公エラの様な苛烈な性格では無く、平は調和を重んじるタイプの様です。
腹を決めたら躊躇はしないようですが…。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この作品は、ビッグコミックBROSで第一話が無料でお読みいただけます。
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