ゴールデンゴールド 8 モーニングKC
作:堀尾省太
出版社:講談社
カネノカミとヒトノカミの暴走。
それはフクノカミの想定とは別の物のようでした。
三つ巴の争いとなり、己の不利を悟ったフクノカミはそれを止める為か、町子(まちこ)では無く琉花(るか)に助けを求めます。
あらすじ
フクノカミに助けを求められた琉花は、彼の言葉に従い願いを一度取り下げ新たな願いを彼に祈った。
琉花の願い、それは想いを寄せる及川と共にいる為に願った物だった。
彼女はそれを取り下げ、祖母町子の早坂商店が末永く続く事を願った。
その頃、琉花のクラスメイト岩奈菜々子(いわな ななこ)は町子の作ったモールの影響で自分の存在感が薄れている事を感じていた。
そんな菜々子にヒトノカミが近づく。
一方、フクノカミが離れ気迫を失った町子。
そんな町子にカネノカミと手を組んだ草田(そうだ)が接近していた。
彼は町子に島外の儲け話を持ち掛け、その金を使い島を盛り上げていくべきだと話す。
町子は草田に押し切られる形で、草田の提案する違法性の高いやり方を受け入れてしまうのだった。
感想
カネノカミは草田を使い町子に接触、ヒトノカミは菜々子に近づきボランティア活動を始めさせました。
一方でフクノカミは琉花と手を組み、町子の下を離れ新たな計画を進めていく様でした。
琉花の恋心を起点とした願いから始まった事でしたが、この巻では琉花はその願いと正反対の事をフクノカミに願いました。
新たな局面を迎えたお話がどうなって行くのか、カネノカミ、ヒトノカミの狙いは何なのか。最後に琉花の恋は実るのか。
どうなるのか、早く続きが読みたいです。
まとめ
今回のラスト、琉花は町子から離れ一人、いえ、フクノカミと二人で動き始めました。
彼女の計画がどんな物なのか、凄く楽しみです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この作品はモーニング公式サイト「モアイ」で一部無料でお読みいただけます。