漫画

うみそらかぜに花 第一巻 登場人物・あらすじ・感想

投稿日:2021年2月4日 更新日:

シオマネキ
うみそらかぜに花 1 ヤングキングコミックス

著:大石まさる
出版社:少年画報社

中学二年生のカナメとアミ。
クラスメイトの二人の通う汐待(しおまち)中学校は文化祭の準備の真っ最中。
二人が仲間達とワイワイ騒ぎながら文化祭の準備を進める場面から、このお話は始まります。

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登場人物

カナメ
中学二年男子
はい色の髪に緑の瞳の少年。
家事全般をこなすしっかりした男の子。
天文部所属。

アミ
中学二年女子
豊かな黒髪がトレードマークの小柄な少女。
元気が有り余っているのかいつも走り回っている印象の女の子。
北海道出身でたまに方言が出る。

クツシタ
カナメの家の猫
黒地で口元と足の先が白い。

トリさん
アミの飼っている鳥
アミの頭によくとまっている。

ヨシカ
カナメの母
はい色の髪に緑の瞳の美女。
家事はカナメに一任している。
いい加減な所をいつもカナメに注意されている。

トモアキ
アミの父親
小太り眼鏡の男性。
穏やかで優しい性格のおじさん。

ミツオ
カナメの友人
黒髪のイケメン

テッタ
カナメの友人
眼鏡坊主。
いつも食べ物を欲している。
カナメ、ミツオ、テッタはアミたちから3バカと呼ばれている。

タカさん
アミの友人
つぶらな瞳のそばかす女子。

キミちゃん
アミの友人
ポッチャリお下げ女子。

ナナコ先輩
天文部の先輩
眼鏡でグラマラスな女子。

クロエ先生
色黒眼鏡のセクシーな女教師。

あらすじ

文化祭の準備の最中、その日もカナメとアミは些細な事で口喧嘩をしていた。
アミの友人たちはそんな二人が両思いではと囁き合う。

二人はそれを全否定し文化祭の準備は賑やかに進んで行く。
やがて作業は完了し、テッタがカナメに何か持ってないかと食べ物を所望する。
食べ物は無いがとカナメが取り出したのは紅茶のティーパック。

無事準備も終えた事だしと、タカさんが紅茶で乾杯しようと言い出し他の皆も賛成した。
紅茶を入れるお湯の調達をじゃんけんで決める一同。
そのじゃんけんに負けたのはカナメとアミだった。

二人は教師たちに見つからない様、天文部の部室へ移動し天文部の手作りプラネタリウムを見上げながらお湯が湧くまでお喋りを楽しんだ。

お茶を飲み学校からの帰り道、友人達と別れたカナメとアミ。
二人も別々の道に分かれ帰宅の途につく。
しかしその別れた道の先は同じ場所に繋がっていた。

二人は階段を登りながら星座の話をして同じ家の玄関を潜った。
彼らは学校の友人達には隠しているが、親の再婚によって家族となっていた。

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感想

お互いシングルで幼馴染、そしてお互い子供のいたヨシカとトモアキの再婚によってカナメとアミは家族となり一緒に生活しています。
連れ子同士という事でギクシャクしそうにも思いますが、二人はとても仲が良く読んでいてとても微笑ましさを感じました。

また、幻想的でポップな絵のタッチはどこかノスタルジーを感じます。

登場人物が全員元気な読むと自然と笑顔になる、そんな作品です。

まとめ

一巻のラストでは物語冒頭、再婚旅行に行っていたカナメとアミの両親が帰ってきます。
賑やかな二人が戻った事で作品は更に騒がしさを増していくようです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

こちらの作品は少年画報社の公式サイトで試し読みが可能です。
作者の大石まさるさんのTwitterはこちら

※イメージはpixabayのKohei Tanakaによる画像です。
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