大ダーク 2 ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル
著:林田球
出版社:小学館
ドロヘドロの林田球さんの描く、宇宙の旅、第二巻。
念願の宇宙船を手にいれたサンコ達。
しかし宇宙船の内部は生活する為に必要な物は何一つありません。
そこで彼らは宇宙船のサポートロボ、モージャの勧めで無人商店船「マルテクヤ」へと向かいます。
登場人物等
一=ダメ丸(はじめ=だめまる)
四匹の害悪の一人
自分の事はただの人間とうそぶいている。
精神攻撃を得意とし他者を操る事が出来る。
非常にしぶとくバラバラにされても蘇る。
光力塊(こうりょくかい)
全宇宙に幅を利かせる巨大企業
ザハ=サンコ、アバキアン、死ま田=デス、一=ダメ丸の四人を「四匹の害悪」と呼び排除しようとしている。
マルテクヤ
宇宙中に展開する無人商店
宇宙船として航行を続けながら商品を販売している。
攻撃及び客の滞在時間によって自爆するよう設定されている。
生ロボと呼ばれる宇宙人を素材にしたロボットを労働力としてこき使っている。
あらすじ
無人商店船「マルテクヤ」。
船の装備を整える為、サンコ達はその44号を訪れた。
滞在時間は12時間、それを超えると船は襲撃とみなし自爆するようだ。
残り時間を気にしつつ、店内で買い物を済ませたサンコはふと生ロボたちに目を向ける。
囚人等が材料として使われているという生ロボ。
当然壊れたら廃棄される筈だ。
という事は生ロボの廃棄場所には、サンコが求める骨が山ほどある筈。
「もったいないからぼくらがもらっちゃおう」
サンコの提案にアバキアンは場所が分からない、モージャは後四時間しか時間が無いと慎重な姿勢を見せた。
「オレ様ならわかるぜ」
声に振り返ると、そこにはいつの間にか死ま田=デスが座っていた。
感想
今回はサンコが手に入れた宇宙船の居住性アップ等の他、敵対している光力塊が排除しようとしている“四匹の害悪”の一人“一=ダメ丸”との接触が描かれました。
ダメ丸も四匹に指定されるだけあって、かなり危険で無茶な存在のようでした。
でもそのダメ丸を指一本で殺せる死ま田が一番ヤバい気がします。
まぁ、死ま田、大好きなんですけど。
まとめ
今回はみすぼぱん(ミートボールスパゲッティをはさんだパン)の調理風景が収録されました。
材料は肉を粉末化した物や圧縮乾燥されたパスタやパン、缶詰のソースでした。
粉のマッシュポテトみたく、将来的には肉や野菜もあんな感じで供給される様になるのかなと少し思ってしまいました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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