漫画

愛しの国玉 第一巻 登場人物・あらすじ・感想

投稿日:2021年1月6日 更新日:

子猫
愛しの国玉 1 シルフコミックス

著:アッチあい
出版社:KADOKAWA

大学生の日野真(ひの まこと)は参考書を取りに実家に戻ったある日、言葉をしゃべる人と猫が混じった様な変なモフモフと出会います。
そのモフモフは兄の進(すすむ)に会いに来たらしいのですが……。

広告

登場人物

日野真(ひの まこと)
大学生
黒髪で奥手な優しい青年。
猫好き。

国玉(くにたま)
契約により人間となった猫
魔法の契約的な何かで人化したが、契約が完了していない為、現在は体と耳は猫という中途半端な姿。

日野進(ひの すすむ)
真の兄
真とは違い派手でイケイケな陽キャ。
出来ちゃった結婚で会社の受付嬢と結婚した。

黒川百恵(くろかわ ももえ)
真のアパートの隣人
黒髪ショートの美人。
表向きは優し気だが、裏は真に思い寄せ暗い激情を燃やす。

樹本美彦(きもと よしひこ)
真のアパートの隣人
眼鏡を掛けたクールっぽい男性。
極度の猫好きだがアパートがペット禁止な為、野良猫で欲求を満たしている。

あらすじ

真の兄の進を訪ねてきた猫から人間になったという国玉。
国玉は兄がしたという結婚の約束を果たす為、契約と引き換えに人間になったらしい。

しかし、兄の進は去年すでに出来ちゃった婚で別の女性と結ばれていた。
その事を知った国玉はショックを受け、とぼとぼと家を出て行った。

そんな国玉を見送った真は、国玉が話した契約の事が頭をよぎる。
人魚姫は王子との恋が叶わなければ海の泡となって消える筈だ。
では兄との結婚が叶わなかった国玉は……。

どうでもいい……。

そう呟きながらも、真は息を切らして国玉を探していた。
やがてフェンス沿いの階段の上で、彼は泣き腫らした国玉を発見する。
真は国玉に歩み寄るとその手を取り、気付けば結婚しようとプロポーズしてしまっていた。

広告

感想

国玉は自分を人間と言いながらもかなり猫寄りです。
チュールに悶え、玩具に興奮する様子はほぼ猫といっていいでしょう。
この作品はそんな国玉と結婚した人間の大学生、真の新婚生活を描いた作品です。

国玉は真実の愛を得る事が出来れば、完全な人間になれるようです。
作中の様子を見ていると、もうそれは得れているのではと思うくらい二人はイチャイチャしているのですが、契約的にはまだみたいです。

また、作中の国玉の行動や言動も猫を飼ったことがあれば、あるあると頷ける物で猫好きとして楽しく読む事が出来ました。

まとめ

国玉は人間になれるのか、捨て猫だった国玉の心を真は癒せるのか、続きが早く読みたいです。

この作品はComicWalkerにて一部無料でお読みいただけます。
作者のアッチあいさんのTwitterはこちら

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※イメージはPixabayのSusann Mielkeによる画像です。
広告

-漫画
-, , , , ,

関連記事

アジフライ

放課後ていぼう日誌 第八巻 あらすじ・感想

放課後ていぼう日誌 8 ヤングチャンピオン・コミックス 著:小坂泰之 出版社:秋田書店 夏休み、五島列島での夏合宿を実施中のていぼう部。 その合宿一日目の夜、陽渚(ひな)たちは港で夕食の食材兼物々交換 …

プリン

うめともものふつうの暮らし 第五巻 各話あらすじ・感想

うめともものふつうの暮らし 5 バンブー・コミックス 著:藤沢カミヤ 出版社:竹書房 しっかり者のうめと楽しい事、美味しい物が大好きなもも。 小さな猫耳姉妹の日常を描いたとても可愛らしい作品です。 各 …

シングルアクションアーミー

ザ・ファブル The second contact 第七巻 登場人物・あらすじ・感想

ザ・ファブル The second contact 7 ヤンマガKC 著:南勝久 出版社:講談社 レンタルおっちゃんで呼び出されたユーカリ。 彼を呼び出した女二人はルーマーの男が呼び寄せた殺し屋だった …

ポメラニアン

DOG SIGNAL ドッグシグナル 第七巻 登場人物・あらすじ・感想

DOG SIGNAL ドッグシグナル 7 ブリッジコミックス 著:みやうち沙矢 出版社:KADOKAWA 新婚ホヤホヤで夢だった犬のアリスも迎え入れ、幸せの絶頂に見えたたろと妻の雪菜(ゆきな)。 しか …

海鮮丼

ざつ旅 -That’s Journey- 第七巻 旅先・感想

ざつ旅 -That’s Journey- 7 電撃コミックスNEXT 著:石坂ケンタ 出版社:KADOKAWA SNSのアンケートでの旅で鈴ヶ森ちか(すずがもり ちか)が旅した都道府県は1 …

DMMコミックレンタル

広告
広告
田中
読んだ本の紹介等しています。
本を選ぶ際の一助になれば幸いです。