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ゴブリンスレイヤー5

投稿日:2018年12月27日 更新日:

雪山ゴブリンスレイヤー5
著:蝸牛くも
画:神無月登
出版社: SBクリエイティブ GA文庫

ゴブリン退治しかしない冒険者、ゴブリンスレイヤーの物語。

今回の舞台は雪山です。
冬のある日、ゴブリンスレイヤーのもとに一通の手紙が届きました。
それは水の街の至高神神殿の大司教、剣の乙女からの依頼の便りでした。

攫われた令嬢の救出を依頼するものでしたが、その令嬢が受けていた依頼がゴブリン退治でした。
かくしてゴブリンスレイヤーたちは、冬の雪山に向かいます。

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冒頭部分 あらすじ

吹雪の雪原で一組の冒険者たちが戦っている。

金髪碧眼の只人の令嬢の女剣士、赤毛の半森人の女剣士、圃人の斥候、鉱人の僧侶、只人の魔術師。
彼らはよどみなく襲い来るゴブリンを倒していく。

魔術師と令嬢剣士の魔法が発動し、ゴブリンたちを撃退した一党は前方の雪山を見上げる。
この山のどこかにゴブリンの拠点がある。
ゴブリン退治が今回の依頼だ。

冒険に瞳を輝かせ、令嬢剣士は言い放つ。
「わたくしに秘策有り、ですわ!」

剣の乙女から手紙が来たのは、季節が秋から冬に変わり寒さが厳しくなってきた頃だった。
まるで恋文のようなそれには、親元を飛び出した令嬢の救出をねがうものだった。

その娘は冒険者としてゴブリン退治を引き受け、依頼の最中行方不明になったようだ。
家族は信頼のおける等級高い冒険者に、救出を依頼したいと剣の乙女に願い、それでゴブリンスレイヤーに白羽の矢が立ったということだった。

雪の寒さに震えながら、女神官はゴブリンスレイヤーに手紙を返す。
彼らは雪山の麓にある寒村を目指していた。

無事だといいんですがと女神官はつぶやく。
それに妖精射手が難しいかもと答える。
助かったとはいえ、二人ともゴブリンの浅ましさは身をもって知っている。
攫われたのが女性であれば、たどる道は推して知るべしだ。

ゴブリンスレイヤーは生きていれば救助する、死んでいれば遺品を持ち帰ると淡々と言った。
彼らはゴブリンが冬に村を襲う理由を話しながら、村への道を歩いた。

そして山裾の村から昇る煙に一行は気付いた。

妖精射手が自慢の長耳で様子をうかがう。
焼ける匂いと共に、彼女の鋭敏な聴覚は人の悲鳴を捉えた。
ゴブリンだな、ゴブリンスレイヤーはそう言って弓を構え引き絞る。
蜥蜴僧侶が小鬼を討つか、村人を守るかどうすると彼に尋ねる。
ゴブリンスレイヤーは答える。

「決まっている。両方だ」

今回の見どころ

・冬の装い
ゲーム等ではキャラクターの装備や外見は、変わらないものが多いですが、昔から寒い場所では防寒着を、砂漠では日よけをと服装を変化させるものが好きでした。
今回はキャラクター達のイラストが、冬の装いになっていたのが楽しかったです。
また蜥蜴僧侶が種族的に寒さが苦手というのも、変温動物なら頷ける特徴だと感じました。

・種族の違いと、生きる時間の長さ
温泉での女神官と妖精射手の会話から感じたのですが、百年たっても、妖精射手は変わらない姿でいるでしょうが、女神官やゴブリンスレイヤーはおそらく死んでいるでしょう。
ファンタジーを読む時、この時間の流れの違い等も考えながら読むと感じ方が変わってくるように思います。

※上記はあくまで私見です。

感想

雪山の古城が今回の舞台です。

敵は小鬼聖騎士。
知能もあがり、もはやゴブリンとは呼べない強さです。
令嬢剣士から奪った剣を手にした小鬼聖騎士に、ゴブリンスレイヤーは立ち向かいます。

相変わらず言葉少なですが、淡々とゴブリン殲滅を口にするゴブリンスレイヤーがとても良いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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