漫画

セクシー田中さん 第二巻 登場人物・あらすじ・感想

投稿日:2020年11月8日 更新日:

ハムスター
セクシー田中さん 2 フラワーコミックスアルファ

著:芦原妃名子
出版社:小学館

人と少し違う事で孤独に生きて来た田中さん。
彼女は胸を張り生きる為、ジムに通いベリーダンスを始めました。
そしてペルシャ料理店のオーナー三好(既婚者)に恋をした事で、何度も胸を張ろうと決意します。

そんな田中さんのダンスに魅せられ、ファンになった朱里は自分も変わろうと彼女の後を追い始めました。

そんな時、店に来た笙野が田中さんに暴言を吐き……。

広告

登場人物

実花(みか)
笙野の後輩の女性
可愛い系の女性。
笙野は彼女に好意を抱いていたが、実花にとっては品定めしていた男性の一人でしか無かった。

百合(ゆり)
朱里の同期の女性
見た目は黒髪ロングの清楚なお嬢様。
天然の人たらし。
彼女にその気が無くても、その振る舞いと容姿で男は彼女に引き寄せられる。

真壁くん(まかべくん)
田中さんが飼っているハムスター
超ラブリー。
名前の由来は有名少女漫画の王子様。

あらすじ

ファンであり心酔している田中さんに暴言を吐いた笙野。
彼の事が許せない朱里は、笙野の友人である広告マンの小西に彼の事を聞く。

それによれば、笙野は昔、実花という女性に四又を掛けられた挙句振られたらしい。
それ以来、男に媚びるタイプの女性に嫌悪感を感じる様になったそうだ。

話を聞けば笙野がそういうタイプを嫌うのも分かるが、それに田中さんや自分は一ミリも関係無い。
怒りが収まらない朱里は現在は大和撫子タイプが好きだという笙野に、同僚の天然人たらし、百合ちゃんをぶつける事を思いつくのだった。

広告

感想

今回は朱里の笙野に対する復讐から始まり、田中さんと笙野の同衾、そして踊れなくなった田中さんの様子が描かれました。

今回読んでいて思ったのは、笙野は良くも悪くも自分に正直なんだなという事でした。
彼は脊髄反射の様に思った事を口にします。

そこには明確な悪意がある場合もあれば、無意識に人を中傷している場合もあります。
読んだ感覚でいえば、気持ちと口が連動している感じでしょうか。

大半の人が思っていても口には出さない事を、彼はそのまま言ってしまいます。
ただ、それは悪い事だけではなく、いい事も含まれています。

そういう奴だと分かっているから、小西は笙野と友人関係を続けているのだろうなと思いました。

でもまぁ、失礼な人ではあるのですが……。

まとめ

今回読んでいて、笙野もそれほど悪い奴ではないなと思いました。
あと、田中さんの事がドンドン好きになっている自分に気付きました。

この巻のラストでは田中さんは肩が上がらなくなり(四十肩)ダンサーとして危機を迎えます。
彼女の肩はどうなるのか、次も楽しみです。

この作品は小学館公式サイトにて一部無料でお読みいただけます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※イメージはPixabayのShutterbug75による画像です。
広告

-漫画
-, , ,

関連記事

桜のつぼみ

雨と君と 第四巻 登場人物・あらすじ・感想

雨と君と 4 KCデラックス 著:二階堂幸 出版社:講談社 のんびりとした犬(たぬ、ゲフンゲフン)とお姉さんの日々を描いた作品、第四巻。 登場人物 猫 弟夫婦の飼い猫 黒猫。 病院の関係等で家を空ける …

スケートシューズ

メダリスト 第三巻 登場人物・あらすじ・感想

メダリスト 3 アフタヌーンKC 作:つるまいかだ 出版社:講談社 いのりが目標としている狼嵜光(かみさき ひかる)。 そのコーチである夜鷹純(よだか じゅん)と偶然出会ったいのりとコーチの司(つかさ …

コーヒーカップ

コーヒームーン 第三巻 登場人物・あらすじ・感想

コーヒームーン 3 著:牡丹もちと 出版社:KADOKAWA 同じ日を繰り返す仲間、駄苗(ダナエ)とキアロ。 二人はループから抜けリセットされる様になってしまいました。 平気な振りをして再び二人と関係 …

玉ねぎ

凸凹(でこぼこ)のワルツ 第四巻 登場人物・あらすじ・感想

凸凹(でこぼこ)のワルツ 4 BLADEコミックス 著:森野きこり 出版社:マッグガーデン ぼっちな料理男子、春海(はるみ)が身長と雰囲気で恐れられている教師、水原(みずはら)とお弁当を通じて交流して …

廃棄場

風都探偵 第八巻 登場人物・あらすじ・感想

風都探偵 8 ビックコミックス 脚本:三条陸 作画:佐藤まさき 原作:石ノ森章太郎 監修:塚田英明 クリーチャーデザイン:寺田克也 出版社:小学館 仮面ライダーWの正統続編。 テレビシリーズのその後を …

DMMコミックレンタル

広告
広告
田中
読んだ本の紹介等しています。
本を選ぶ際の一助になれば幸いです。