漫画

ブルージャイアントシュプリーム 第十一巻 あらすじ・感想

投稿日:2020年11月3日 更新日:

サックス
ブルージャイアントシュプリーム 11 ビッグコミックススペシャル

作:石塚真一
出版社:小学館

後に世界的なサックスプレイヤーとして名を馳せる宮本大の軌跡を描いた作品。
そのヨーロッパ編の完結巻。

イギリスでのロックフェス、そして休暇を終えた大達はドイツへと戻っていました。

広告

あらすじ

ロックフェスでの成功は大達をオランダで行われる「ノースシー・ジャズフェスティバル」のメガステージへと導いた。
かつて辛酸を舐めたドイツでもNUMBER FIVEの名は知られ、新進気鋭のカルテットとして注目を集めている。

しかし、大の心には「解散」の文字が浮かんでいた。
そんな彼の心の迷いは演奏となってメンバー達にも伝わる。

ライブの後、街を歩きながら初めてヨーロッパに来た頃を大は思い出す。
最初は駅がどれなのかも分からなかった。
その駅舎の高い屋根を見上げながら彼は思う。

もっともっと新しい世界を見たい。

そんな事を思い、今後の事を考え街を歩いていた大の前に、ハンナ、ブルーノ、ラファ達、メンバー三人の乗ったタクシーが止まった。

タクシーから降りた三人は大の前に並んだ。
真ん中に立ったブルーノは彼らに気付いた大に言う。

「話そうぜ、D」

タクシーで街中を走り周り自分を探していたらしい彼らに、大は覚悟を決め胸の内を打ち明けた。

感想

この巻でヨーロッパにおける大の活動は終わり、彼は新天地へと向かう事になります。

作品の主人公、宮本大は仙台から飛び出し東京へ、その次は日本を飛び出し単身ヨーロッパへと渡りました。

以前、大とバンドを組んでいた雪祈が言っていた様に彼は一日も立ち止まってはいられない、立ち止まっては駄目な人間なのだと今回読んでいて強く感じました。

変化を求め続け、新たな場所を探し続ける。
それはまさにアドリブで日々、演奏が変化するジャズその物の様に思いました。

広告

まとめ

この巻でBLUE GIANT SUPRIEME(ブルージャイアントシュプリーム)という名を冠した物語は終わり、次巻からBLUE GIANT EXPLORER(ブルージャイアントエクスプローラー)という名で舞台をアメリカへと移し物語は続いて行きます。

SUPRIEMEは最高、至高、最大等の意味を持つ言葉です。
作品はその最高を超えて、新たな高みへEXPLORER、探検家として足を踏み入れるようです。

これからの大の旅がどうなるのか、先が楽しみです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※イメージはPixabayのBruno /Germanyによる画像です。
広告

-漫画
-, , ,

関連記事

日本酒

パリピ孔明 第十巻 登場人物・あらすじ・感想

パリピ孔明 10 ヤンマガKC 原作:四葉タト 漫画:小川亮 出版社:講談社 新たなレーベル「フォースキングダム」を立ち上げた孔明。 そのフォースキングダムの事務処理のため、臨時に雇った女性、櫻井詩乃 …

スッポン

放課後ていぼう日誌 第十巻 あらすじ・感想

放課後ていぼう日誌 10 ヤングチャンピオン・コミックス 著:小坂泰之 出版社:秋田書店 夏休み、五島列島での夏合宿を実施中のていぼう部。 合宿四日目は元部長の湯浦(ゆうら/ゆら)と一緒に山中の河原で …

図書館

はぐちさん 第九巻 登場人物・あらすじ・感想

はぐちさん 9 フィールコミックス著:くらっぺ出版社:祥伝社 日々の生活にお疲れ気味な女性「八千代(やちよ)」と無理すれば、なんにでもなれる不思議な生き物「はぐち」の生活の記録。この巻では、八千代とは …

お城

暁の犬 第一巻 登場人物・あらすじ・感想

暁の犬 1 SPコミックス漫画:高瀬理恵原作:鳥羽亮時代考証:山田順子出版社:リイド社 「公家侍秘録」や「江戸の検屍官」等、多数の時代作品を描いた高瀬理恵さんの最新作。原作は鳥羽亮さんの『必殺剣「二胴 …

灰皿

先生、今月どうですか 第一巻 登場人物・あらすじ・感想

先生、今月どうですか 1 ハルタコミックス 作:高江洲弥 出版社:KADOKAWA/エンターブレイン アパート「コーポさくま」の大家を務める高校生、佐久間紫(さくま むらさき)。 彼女は直接触れた相手 …

DMMコミックレンタル

広告
田中
読んだ本の紹介等しています。
本を選ぶ際の一助になれば幸いです。