異世界おじさん 5 MFC
作:殆ど死んでいる
出版社:KADOKAWA/MFC
王国軍と教会の汚職に使われそうになった勇者一行。
彼らを救う為、乗り込んだおじさんは最強生物“田淵先生”の力を借り、軍の総司令官リカルドを説得(ビンタと罵声と勢い)。
最終的に魔炎竜に変身し王都の司令部から飛び去りました。
しかし、魔炎竜の思考パターンに支配されたおじさんは、竜のまま戻れなくなっていました。
そんなおじさんの前に現れたのは、ツンデレエルフさん、その人でした。
登場人物
ハーゲン=レグファルゲン
レグファルゲン商会頭取
狐目の青年。
精霊の力による「闇の盟約呪符」を使い、エルフの王族であるツンデレさんに婚姻を要求する。
盟約の内容は借金を完済か、滞納してハーゲンのものになるか。
ちなみにツンデレさんの借金の理由は、おじさんが売り飛ばした指輪を買い戻す為。
ドルドール=レクスドル
巨獣狩人(ギガントハンター)の異名を持つ巨漢
おじさんの変化した竜を狩る為、ハーゲンに雇われた。
さわ
藤宮(ふじみや)の大学の友人
糸目、八重歯、黒髪ロングの女子大生。
あやしい男(おじさん)と関りをもった藤宮を心配し、おじさん宅までやって来た。
ムラヤマショウジロウ
温泉旅館「煉獄の湯」を作った日本からの転移者
おじさんの記憶から更に20年前(1982年)に88歳で転移し転移後十日程で亡くなった。
グランツ=ル=レヴィンツ
煉獄の湯の支配人
妻と娘と共に家族三人でムラヤマから旅館を引き継ぎ、管理運営している。
煉獄の湯は日本人であるムラヤマが作った為、浴衣や卓球等もあり、部屋の作りも日本の様式を模して作られている。
あらすじ
魔炎竜となり竜の意識に支配されたおじさんに、ツンデレさんは果敢に戦いを挑む。
剣と鎧の力を解放し、おじさんの脳天を一撃、ツンデレさんは見事おじさんを竜から人へ戻す事に成功した。
そんな二人の下へ完全武装の兵を引き連れた男が現れる。
男の名はハーゲン=レグファルゲン。
レグファルゲン商会の頭取だった。
彼はツンデレさんが負った借金を記した闇の盟約呪符の力で、エルフの王族である彼女に無理やり婚姻関係を求める。
ハーゲンの狙いは彼女と結婚し、エルフの王族とのコネクションを得て、商会の力を世界規模へと押し上げる事だった。
感想
今回は冒頭の借金取りとエルフとおじさんの他、温泉旅館「煉獄の湯」での一幕が描かれました。
温泉ではツンデレさんの他、アリシア達勇者一行も合流し結構大変な事になりました。
感想としては、毎回、悪い顔した人は何だかひどい目に遇うなぁというのと、邪●炎殺煉獄焦がすごく懐かしかったです。
話は変わるのですが、幽☆●☆白書の格闘ゲームの動画を少し前見る機会がありました。
死闘!暗黒武術会の戸愚●、アレ、ちょっと酷くないですかねぇ。
(攻撃力が高すぎるうえ、技の性能も高く、体力も自動回復する)
あっ、作中、話題に出た魔強統一戦はバランスが良くていいゲームみたいです。
まとめ
今回は温泉で起きた事件も解決し、次回はアリシアとの混浴シーンから始まるようです。
おじさん、ツンデレさん、アリシアがどう絡むのか、今から楽しみです。
こちらの作品はコミックウォーカーでも一部無料で閲覧できます。
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お読みいただき、ありがとうございました。