漫画

今日のさんぽんた 第一巻 登場人物・作品概要・感想

投稿日:2020年10月15日 更新日:

柴犬今日のさんぽんた 1 ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル
著:田岡りき
出版社:小学館

飼い主のりえ子と柴犬のポン太。
一人と一匹のさんぽの日々を描いたコメディ作品です。

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登場人物

りえ子
ポン太の飼い主/ボケ
ポン太の心を都合のいいように解釈し散歩中、色々話しかける。
記憶力は余り良くない。
大学進学の動機は「苺をでっかくしたい」

ポン太
柴犬/ツッコミ
人語を理解している。
主人のりえ子よりも道や様々な事をよく分かっている。
ボールには引き寄せられてしまう。

みっちゃんと山田くん
りえ子の友人とその恋人
二人はどうやら付き合っているようだ。
その姿を作中見る事は出来ない。

須山康介(すやま こうすけ)
りえ子の幼馴染
親の転勤で引っ越しが多く、一度、町を離れたが引っ越しにより戻って来た。
りえ子は彼の名前を覚えていなかった。

作品概要

かなり抜けている飼い主のりえ子に、柴犬のポン太が鋭いツッコミを入れるお散歩コメディ。
基本、りえ子とポン太しか出て来ず、ポン太のツッコミもりえ子には届いていません。

散歩中に出会う様々な出来事にりえ子がコメントし、ポン太がツッコミを入れるという形でストーリは進行していきます。
また、冒頭、大学に行く為に家を出る事になるりえ子ですが作品は特に時系列順には並んでおらず、ポン太の年齢を表記する形で前後していきます。

その幅は十年以上で、りえ子の年齢でいえば小学生から大学生まで様々です。(ただ、彼女は内面的に変化、成長していないみたい)
それによりポン太も幼い頃は若干、りえ子の言葉を信じたりしています。
また老犬になるとりえ子を心配する様子が見られます。

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感想

ポン太は作中の表現では人間社会の事を理解し、りえ子の話しかける内容にもツッコミを入れる程、知能が高く描かれていますが時折、犬の本能で行動する所がとても可愛いです。

また、りえ子のポン太が言葉を理解していると思っていない言動の数々が楽しいです。

まとめ

なんというか、一人と一匹のコミュニケーションが取れない事によるズレを楽しむ感覚の漫才のような作品です。

最後に好きなやり取りを。

りえ子:ん? 今日ってさんぽ行ったっけ?
ポン太:行ってない。夕方に「今日は暑いからもうちょっとしてから」とか言って、結局行ってない。
りえ子:あー行ったな、児童公園のほう行ったわ。
ポン太:行ってない、それは昨日だ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この作品はゲッサンWEBにて第一話が無料でお読みいただけます。
作者の田岡りきさんのTwitterはこちら

※イメージはpixabayのkazzzsatによる画像です。
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