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神食の料理人(かじきのりょうりにん) 第一巻 登場人物・あらすじ・感想

投稿日:2021年12月24日 更新日:

鮫
神食の料理人(かじきのりょうりにん) 1 ジャンプコミックス

作:鈴木小波
出版社:集英社

神食と呼ばれる神の為の食べ物ではないかと言われる、空飛ぶ巨大な化物たち。
人を襲う事もある神食は恐れられながら、その美味しさもまた、神の食べ物と呼ばれるにふさわしいものでした。

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登場人物

八十八十八(やそや とおや)
食事処八十八庵の養子
黒髪の少年。
養父である十七(としち)に厳しく指導されている。

九九一十六夜(くくい いざよい)
大地主九九一家の娘
十八の幼馴染。
誰もが彼女をお姫様と呼ぶ中、一人、イザと愛称で呼ぶ十八にそれと気付かず思いを寄せている。
食いしん坊。

八十八十七(やそや としち)
十八の養父
店を継がせる為、十八を養子にした。
その為か、パワハラ気味に十八にきつく当たる。

ヒヒイロカネ
鋼の九十九神。
元は太刀だったが、折れて包丁にされた。
十八の血によりその身の形を変え、神食を捌く。

九九一一二三(くくい ひふみ)
九九一家二十六代目当主
十六夜の祖父。
神食から十八を庇い右腕を失った十六夜の治療の為、神食を狩る者を募集する。

七五三イツツ(しの いつつ)
神饌組五番隊隊長
ツインテールのちょっと腹黒な可愛い系女子
蚕のコダマの糸を使い神食を料理する。
裏表の無い素直なアプローチには弱い。

あらすじ

神食と呼ばれる神の食べ物ではないかと言われている、巨大で恐ろしい怪物が空を泳ぐ世界。
料理屋の板前見習い、八十八十八はその日の朝、買い出しの途中、そんな神食を見上げながら自分で作った弁当に舌鼓を打っていた。

そんな十八にお腹を鳴らす娘が声を掛ける。
彼女の名は九九一十六夜。十八とは幼馴染の大地主の娘だ。
十六夜の家は大金持ちの筈なのだが、何故か十八の作る料理を気に入りこんな風に再三、くれとねだって来るのだ。

毎回ねだられては堪ったモノではない。
弁当を抱え逃げ出した十八に十六夜は追いすがる。
そんな十六夜に街の人々は群がり、次々に自慢の商品を渡していく。
結果的に、売り込みで渡された商品と引き換えに十八は弁当を十六夜に渡した。

玉子焼きを食べた十六夜は美味しいと微笑む。
自分でも出来に自信のあった十八は、そうだろとまんざらでもない気持ちになるのだった。

その後、買い出しを終え店に戻った十八を店主であり養父の十七は叱りつける。
十六夜に付き合い時間が掛かった事、弁当と交換で貰った品の事、大地主九九一家の娘を連れ回していた事等を責められ、十八は厨房から叩き出され錆びだらけの包丁の研ぎを命じられた。

裏庭で奉公人たちの陰口を聞きながらの作業で集中力を欠いた十八はその錆び包丁で親指を切ってしまった。
その事に凹みながらも早く一人前になりたいと包丁を研ぐ。
そんあ十八に声を掛ける者がいた。

驚き返事をした十八の口に飴が入れられる。
目を白黒させる十八に笑みを返したのは先程別れた十六夜だった。
どうやらお琴の稽古から逃げ出して来た様だ。
見つかったら自分が怒られる、十八はそういながらも十六夜をかくまった。

その後、十八が錆び包丁を研いでいると、不意に分厚い錆がぼろりと落ちた。
その錆びの下からは美しい刃が姿を覗かせる。
刃に刻まれた名は緋緋色金(ひひいろかね)。

直後、裏庭に風が吹き抜け周囲の竹林が騒めきを上げた。

「おい、おまえら、逃げた方が良いぞ」

突然聞こえた声に十八が顔を上げ振りかえると、そこには牙を剥き襲い掛かる空を泳ぐ大ザメの姿があった。

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感想

あらすじに書いた展開の後、十八を庇った十六夜は鮫に右手を食いちぎられ重傷を負います。
そんな彼女を助ける為に、十八は手にした包丁、ヒヒイロカネを使い癒しの力を持つ神の食べ物、神食である大ザメに立ち向かう事になり……。

物語としては自分の所為で右腕を失う事になった十六夜を癒す為、鮫の後も十八は神食を狩り十六夜に料理を与えるといった流れでお話は進んでいきます。

和テイストな世界観と空を泳ぐ様々な魚介類。
そんな巨大な食材たちを戦いながら捌き、料理する。
以前、料理漫画「ホクサイと飯さえあれば」を執筆されていた鈴木さんの作品なので、料理がとても美味しそうで読んでいてお腹がすきました。

まとめ

ボーイミーツガールな和風ファンタジーお料理バトル漫画。
主人公十八と十六夜の初心な関係、描かれる美味しそうな料理の数々、傷付いた十六夜の為に戦う十八と、作者さんの好きが詰まった作品でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この作品は少年ジャンプ+で一部無料でお読みいただけます。
作者の松本直也さんのTwitterアカウントはこちら

※イメージはpixabayのsalesleitaoによる画像です。
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