漫画

放課後ていぼう日誌 第五巻 テーマ・感想

投稿日:2020年8月8日 更新日:

ヒラメ
放課後ていぼう日誌 5 ヤングチャンピオン・コミックス

著:小坂泰之
出版社:秋田書店

疑似餌でキスを釣ろうとした陽渚ですが、キスは全く食いつかず釣果はゼロ。
彼女は何とかキスを釣り上げようと、自分から進んで釣り方を調べ始めます。

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今回のテーマ

キス釣りと疑似餌
キスは動く物に反応する。
陽渚は誰かに教えられたるのではなく、自分でそれを調べ実践しました。
何でもそうだと思うのですが、人からこうしろと教えられた事は忘れやすく自分で試行錯誤して覚えた事はずっと忘れない気がします。

フェルト人形
陽渚と一緒に夏海は魚のストラップを作りました。
そのストラップを見た黒岩はなにやら企んでいるようで。

裁縫については、取れたボタンを縫い付ける程度の事しかした事がないので、服や人形なんかを作れる人は純粋に尊敬します。

瀬渡し
陸から離れた小島や堤防などに船で渡ってする釣り。
黒岩はヒラメ狙い、夏海はスズキ、大野はキジハタを釣ろうと各々ポイントに散って行きました。
陽渚はヒラメの餌にするアジゴをサビキで狙っていました。

日本は周囲を海で囲まれているので、小さな島も無数に存在します。
そういう島に渡り、釣った魚を食べてキャンプするとかも楽しい気がします。

感想

今回は瀬渡しのお話がとても楽しそうでした。
基本、インドアな人間なので無人島に渡り釣りをするのは、かなりハードルが高いですが釣りを楽しみ、釣った魚を美味しそうに食べている陽渚達を見ていると自分もやってみたくなります。

また、キス釣りでは陽菜はネットで情報を集め、その情報を元に自分なりに工夫してキスを釣り上げました。

テーマの所で書いた様に、自分で苦労して得た知識や技術は簡単には失われない気がします。
逆に誰かに教えてと頼み聞いた事は、すぐ忘れてしまう事が多いように思います。

昔、何度も同じ事を聞いてくる人がいたのですが、あの人は多分一生それを覚える事は無い(そもそも覚えるつもりがない)のだろうなと感じた事を今回、読んでいて思い出しました。

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まとめ

この巻のラストで彼らの夏休みの計画「伍島列島での夏合宿」が発表されました。
伍島列島ではどんな魚を狙うのか、読むのが楽しみです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

こちらの作品は秋田書店公式サイトで第一話が無料で閲覧いただけます。
作者の小坂泰之さんのTwitterはこちら

※イメージはPixabayのKevin Mc Loughlinによる画像です。
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