放課後ていぼう日誌 4 ヤングチャンピオン・コミックス
著:小坂泰之
出版社:秋田書店
今回は夏休みの少し前のていぼう部の様子が描かれました。
まだ虫系の餌は苦手な陽渚ですが、自ら釣る魚を提案し釣り方を調べる様になってきました。
今回のテーマ
のべ竿で浮き釣り
のべ竿とは長く良くしなるロッドにリールの無い釣り竿。
イメージとしては、竿に糸を付けた昔ばなしや時代劇に出て来そうな物。
今回はこの竿を使い陽渚はアジを釣り上げました。
サビキ釣りよりも釣りごたえが大きいみたい。
このエピソードではアジゴ、アジの他、ベラ(キュウセン)も釣れていました。
鮮やかな体を持つ魚でその色から夏海は嫌厭していましたが、揚げ物や干物にすると美味しいらしいです。
一夜干しと燻製
陽渚が釣り上げたアジを冷蔵庫で一夜干しに。
アジはフライやお刺身も美味しいですが干物もいいですよね。
燻製は食べた事は無いですが絶対美味しいと思う。
バリ(アイゴ)
全部のひれに毒を持つ危険な魚。
内蔵に臭みがある為、釣った後、適切に処理しないと磯臭い。
ですが、ちゃんと処理したバリはとても美味しいらしいです。
バリ以外にもオニカサゴ、ゴンズイ、アカエイ、ハコオコゼ、ヒョウモンダコ等、毒を持つ魚は結構いるようですが、ゴンズイやアカエイも美味しいみたいです。
キス
おすそ分けでもらったキスの美味しさに感動した陽渚。
彼女はていぼう部でキス釣りを提案するのですが、キスの餌は陽渚が苦手なアオムシでした。
彼女はたこひげやの店長、赤井のアドバイスで疑似餌による釣りに挑戦するのですが……。
キスはやっぱり天ぷらが大好きです。
感想
棘や毒を持つ魚は、危険でグロテスクな見た目の物が多い様な気がします。
しかし、海の生物はグロテスクな程、美味しいという法則もある気がします。
タコ等は海外では食べない国もあると聞きますがとても美味しいですし、海老や蟹等もよくよく考えればかなり不気味です。
毒があって食べられない物以外は一回食べてみたいなぁと今回読んでいて思いました。
オコゼとか味噌汁に入った物は食べた事があるのですが、お刺身はまだ一度も食べた事が無いので、機会があれば食べてみたいです。
まとめ
今回、陽菜が捌くのに失敗したアジを大野がカルパッチョ風のサラダにしていました。
そちらもとても美味しそうでしたが、私個人のおすすめとして“なめろう(Wikipediaへ)”も簡単で美味しいと思います。
アジに味噌と醤油、料理酒とショウガ等を加え後は包丁で叩き混ぜるだけ。
最後に葱を散らして完成です。
味はお好みで調整すればいいですし、お酒のお供に最適です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
こちらの作品は秋田書店公式サイトで第一話が無料で閲覧いただけます。
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