女の園の星 1 フィールコミックス
著:和山やま
出版社:祥伝社
女子高の教師、星先生の日常を描いた作品です。
登場人物
星(ほし)
女子高の教師
担当は国語、2年4組担任。
眼鏡を掛けた理性的な人物。
理屈っぽい。
生徒の趣味や行動にも理解がある。
香川(かがわ)
星のクラスの生徒
よく眠ている。
小林(こばやし)
星の同僚の教師
ポロシャツを愛用しているノリのいい男。
涙ぼくろ。
押しが強くポジティブ。
犬(いぬ)
3年2組のクラス犬
3年2組の担任、郡司(ぐんじ)の実家で飼われている犬。
彼の父が入院した為、預かる事になり郡司は学校に連れて来た。
白い毛並みの大人しい犬。
オス。
可愛い。
中村(なかむら)
星の同僚の教師
深夜まで残っている事が多い。
いぬに癒された。
松岡(まつおか)
小林のクラスの生徒
エキセントリックなマンガを描いている。
鳥井(とりい)
星のクラスの生徒
趣味で星の観察日記をつけている。
内容は辛口。
あらすじ
女子高の国語教師、星は現在2年4組の担任としてクラスを受け持っている。
彼は生徒の振る舞いをことさら厳しく指導するような事はせず、彼女らの自主性にまかせるスタイルで生徒と接している。
ある日、学級日誌を確認していた星は備考欄に描かれた絵に首を傾げる。
最近備考欄で絵によるしりとりが流行っていた。
彼はそれを密かに楽しみにしていたのだが、その日の絵は陰気な男性の絵だったのだ。
昨日はスマホの筈だから、「ほ」で始まる物の筈だ。
ほ……ほ……。
答えの出ないまま、翌日となり次の絵は「いか」だった。
ほ○い……。
布袋!?
有名なロッカーが脳裏に浮かぶが、生気がなさすぎると浮かんだ答えを自ら否定する。
布袋……本当の布袋……本当の布袋って何だ?
布袋からはなれられないまま、星は思考の迷路に迷い込んだ。
感想
女子高という若い女性で構成された社会での男性教師、星の日常を描いたコメディタッチの作品です。
今回はあらすじで書いたエピソードの他、学校に犬、松岡のマンガ、あだ名、星の観察日記の五つが収録されました。
この作品はツイッターで多くの方が面白いと呟いていたので購入したのですが、恐らくそれが無ければ手にしてはいなかったと思います。
Twitterやってて良かったです。
まとめ
マンガを読んで声を上げて笑ったのは久しぶりです。
いつもは面白くても声を出す事は殆ど無いのですが、これは無理でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
こちらの作品は祥伝社特設サイトにて第一話が試し読み出来ます。
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