風都探偵 3 ビックコミックス
脚本:三条陸
作画:佐藤まさき
原作:石ノ森章太郎
監修:塚田英明
クリーチャーデザイン:寺田克也
出版社:小学館
仮面ライダーWの正統続編。
テレビシリーズのその後を描く作品です。
あらすじ
フィリップの知識欲を満たす為、翔太郎は彼と共に冬の風吹山を訪れる。
フィリップの探していたキノコは見つかったが、二人は吹雪に遭い洞窟に避難した。
フィリップは自分一人なら、エクストリームメモリーを使い飛んで戻る事も出来ると提案するが、翔太郎はフィリップが洞窟に戻ってくるまで、一人で待つのは耐えられないとその案を却下した。
焚き火にくべる燃料も無くなった二人は、翔太郎の記憶を頼り、風吹山の中心部、盆地にある集落を目指し移動する事にした。
確かに集落は在った。
しかしそこは既に廃村になっていた。
翔太郎は昔観た映画を思い出し怯える。
その映画と同様に雪の中に女の影が浮かぶ。
その女は死の使いだと翔太郎は目を背けるが、女は人間で二人を遭難者だと知り、ある場所へ誘う。
女が二人を伴い導いた場所は、煌々と灯りをともす洋館が建っていた。
感想
雪に閉ざされた洋館。そこで行われる仮面を付けての当主の嫁選び。
今回はミステリーテイストで描かれる、猟奇殺人的なお話です。
亜樹子の旦那、照井竜もアクセルとして参戦し、敵幹部たちも本格的に姿を現し始めました。
買い始めた当初は、後日談だからそれ程大きな話にはならないかなと思っていましたが、蓋を開けてみれば本編にも負けないぐらい濃厚で、関わっている人達の熱意が感じられます。
まとめ
雪深い冬の洋館。ミステリー好きならワクワクするシチュエーションだと思います。
中盤の謎解きシーンは二人が探偵だという事を再認識させられます。
作画担当の佐藤まさきさんのTwitterはこちら。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。