バカレイドッグス Loser 3 ヤンマガKC
原作:矢樹純
漫画:青木優
医療監修:茨木保
出版社:講談社
裏路地の闇医者、犬童兄弟と彼らに買われた看護師、雪野鈴の活躍を描いた作品、その続編第三巻。
今回は生活に困窮し怪しい薬を売っていた少女沙耶のエピソード後編からスタートします。
登場人物
佐山翔太(さやま しょうた)
マスクをした怪しい男に担ぎこまれた少年
当初は発熱のみかと思われたが劇症肝炎を発症していた
怪しい男
翔太を犬童医院に連れて来た男
翔太を医院に預けた後、姿を消す。
ナミ
北條(ほうじょう)に壊された家の娘
犬童兄弟の母親、百合子を攫った男、北條に傾倒し、投資に失敗した父親と美容に金を使った母親を憎むようになった。
あらすじ
沙耶が売った薬を飲みすぎ倒れた実季。
その実季からの連絡で彼女の元に駆け付けた沙耶だったが、売人のハサンからは病院へは行くな、警察が来ると告げられる。
お金を得る為、友人だった実季にまで沙耶は怪しい薬を売った。
そんな自分の行為を行為を後悔し泣きじゃくる沙耶。
捕まってもいいと救急車を呼ぼうとした沙耶を、突然現れた男が止める。
実季が倒れた公園のトイレに現れた男は言う。
「僕なら助けられますよ」
医者だと名乗った男は売人のハサンから連絡を受けたと沙耶に告げた。
彼の言葉が十年前、傷付いた子猫を助けてくれた人物とダブり鞘は一瞬戸惑った。
だが、今はそれどころではないと沙耶は正体不明の青年に実季の治療を願うのだった。
感想
今回は友人に薬を売った少女沙耶のお話後編、熱を出した少年を連れ込んだ怪しい男、そして犬童兄弟の母親を攫った北條のエピソードのプロローグの三つが収録されました。
沙耶のお話も怪しい男のエピソードも、問題は彼らの父親に端を発していました。
今回のエピソードで登場した沙耶の父も、翔太の父もそのどちらも自身の都合のみを優先させ動いている様に感じました。
この二人に欠けているのは想像力の様に思います。
自分がそうする事で相手がどうなるのか。
あるいは考えはしても自分には関係ないと思っているのかもしれません。
対岸の火事、向こう岸の問題で自分は安全だ。
でもその向こう岸の大火は巡り巡って自分を焼く事もあるでしょう。
全ての事柄は繋がっていると考えれば無関心ではいられない筈です。
えっと、何が言いたいのかといいますと、感情的にならず一歩立ち止まって相手の立場に立って考えようと思いましたって事です。
まとめ
今回の終盤で犬童兄弟が横浜に来る事になった原因である北條のエピソードがスタートしました。
犬童兄弟が闇医者でお金を稼いでいる理由、母親の百合子を救えるのか。
先が気になります。
こちらの作品はコミックDAYSにて一部無料で閲覧できます。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。