漫画

ぽんこつポン子 5

投稿日:2020年7月1日 更新日:

夜の海ぽんこつポン子 5 ビッグコミックス
作:矢島圭太
出版社:小学館

熊とパンツを取り合ったり、ライブに出たり、ゲンジから素直な感謝を伝えられたり、色々ありながらポン子の夏の日は過ぎてゆきます。

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登場人物他

からからさん
ゲンジの怪談に登場する人を攫う怪異
長い黒髪で白いロングワンピースの女性。
手にした何かが入った小さな木箱をカラカラと鳴らす。
彼女に対してやってはいけない事が三つある。
一つ、見てはいけない。
二つ、聞いてはいけない。
三つ、喋ってはいけない。

カラカラという音に気付き見てしまうと、からからさんに気付かれる。
気付いたからからさんは耳元で木箱を鳴らす。それに反応してはいけない。
音に耐えきれず声を上げてしまった者は、何処からに連れ去られてしまう。

ゆうなの母
小学校の適性検査でゆうなが高い評価を得た事で、彼女にエリートコースを歩ませようとする。
しかし彼女の行為はゆうなから友人を奪った。

ドラネコクエスト
FNIXが発売した国民的RPG。

あらすじ

ライブの出演料として会長から高級そうめん「雲のいと」を貰ったゆうな。
彼女は茜の他、お世話になった人への恩返しとしてそうめんを振舞う事を思い付く。

流しそうめんを企画しポン子と二人、その準備を行うというのだがゲンジはポン子が協力する事に不安を感じていた。
そこで、手伝おうと言ったゲンジをゆうなは拒絶する。
彼女は自分のわがままに付き合ってくれたお礼なのだから、自分の手でやりたいと考えていた。

しかし、都会っ子のゆうなにそうめん台の制作はハードルが高すぎた。
早々に諦めモードに入ったゆうなに、ポン子が思いついたアイデアを提案する。

彼女のアイデア、それは「流しそうめん」ならぬ「飛ばしそうめん」だった。
「飛ばしそうめん」とは脚立の上に置かれたポン子の首が、口に含んだそうめんを客の器に直接飛ばすという物。

実際にそれを体験したゲンジを見たゆうなは、自慢げなポン子を置いてゲンジに協力を仰ぎ、流しそうめん台の制作を再開した。
元職人だったゲンジは流石に手際よく作業をこなし、問題無くそうめん台は完成した。

集まった人々はワイワイと騒がしくそうめんを食べている。
その様子を見たゆうなはしみじみと呟く。

「毎日がずーっと夏休みだったら…いいのになあ…」

感想

今回は流しそうめん、あかねの恋、怪談、ゲンジの検診、ゲンジと千秋、レトロゲーム、ゆうなの過去の七つのエピソードが収録されました。

今回はゲンジの検診で描かれたポン子の過去から繋がるくだりがとても印象に残りました。
ポン子は設定上、契約者が変わると記憶を消去されるようなのですが、彼女のメモリーには消去されず残った物がある様でした。

もしかしたら、ハードディスクの様に便宜上消去しても表面に出ないだけで記憶は彼女の中に留まっているのかも知れません。

思い出された過去、ゲンジの妻、千秋との思い出はとても優しく、それだけに切なく暖かい物でした。

まとめ

この巻の終盤、ゆうなの日坂町での行動(ライブ)が彼女の母親に知られてしまいます。
その事でゆうなの母は怒りの形相で日坂町へ向かっていました。
次巻も色々大変そうです。

こちらの作品はビッグコミックBROS.NETにて第1話~3話までが無料で閲覧いただけます。
作者の矢寺圭太さんのTwitterはこちら

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※イメージはPixabayのKohji Asakawaによる画像です。
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