漫画完結作品

タイムスリップオタガール 第六巻 あらすじ・感想

投稿日:2020年6月12日 更新日:

ブランコ
タイムスリップオタガール 6 ポラリスCOMICS

作:佐々木陽子
出版社:フレックスコミックス

河川敷の土手を滑り落ちたはとこは、現代に戻った夢?を見ます。
ビッグサイト、同人誌、大人の財力と喜ぶはとこでしたが、中学生に戻り行った全てが無くなってしまう事に気付き愕然とします。

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あらすじ

戻ってから自分がした事、漫画を描き中学の友人達と過ごした日々、家族との日常。
そんな物が現代に戻れば全て無かった事になってしまう。

頑張って作った本も即売会で買った漫画も出版社に送った自分自身のマンガも……。
その事に気付きはとこは強い恐怖を感じ、自分が中学生である事を確認しホッと胸を撫で下ろした。

戻りたいとは思うが、この時代でした事もとても大切な物だ。
自分がどうしたいのか考え夜更かししてしまったはとこは、翌朝憔悴した様子で学校に向かった。

その通学の途中、野球部のリュータと直輝に出会う。
直輝の話では最近リュータはかなり熱心に練習に取り組んでいるそうだ。
そしてその原因ははとこだと言う。

リュータははとこが納涼祭で言った応援するという言葉で、やる気に火が付いたようだ。
楽しそうな二人の様子にはとこの心は軽くなる。
その後、学校に着いたはとこは、辿る道を変えてもいいのか迷いつつも先の事を考え少しウキウキしてしまった。

しかしそんな楽しい気持は担任の岡田の言葉で一瞬で消える。
リュータが練習中に怪我を負ったと岡田は告げた。

先程まであんなに元気で楽しそうだったのに?
もしかして自分が応援するなんて言ったから?
自分があんな事を言わなければ、リュータは怪我をしなかった?

はとこの思考は悪い方へと転がり続け、自分の存在が周囲を傷付けるのではと人と関わる事自体に恐怖を感じてしまっていた。

感想

今回はタイムスリップにおける歴史の変革、出版社に送った原稿、そして隠していた吹奏楽部の休部等が描かれました。

SFにおけるタイムスリップ物は観たり読んだりしましたが、そのどれもが歴史を変える事について、多かれ少なかれ紙面を割いていた様に思います。

自分の都合で別の道を選んでいいのか、それによって傷つく人が出て来るのでは無いのか。

しかしそれは別にタイムスリップしていなくても同様である様に感じました。
人間社会で生きている限り、人は周囲に影響を及ぼし影響を受けていると思うからです。

作品を読む限り、以前のはとこより現在のはとこの方がおばあちゃんの言う様にずっといいと感じます。

ただ、そんな風にはとこが変わったのは、タイムスリップ以前の経験があったからで……。
なんだか考えていると頭が痛くなってきます。

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まとめ

タイムスリップやタイムマシンを題材にした作品が数多く作られているのは、やはり後悔している事をやり直したいと多くの人が思っているからでは無いでしょうか。

……私もやり直したいなぁ(夜中に食べたラーメンのカップを洗いながら)

この作品はCOMICポラリス公式サイトにて一部無料でお読みいただけます。
作者の佐々木陽子さんのTwitterはこちら

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※イメージは ぱくたそ の *youさん による画像です。
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