漫画完結作品

タイムスリップオタガール 第五巻 あらすじ・感想

投稿日:2020年6月11日 更新日:

絵を描く
タイムスリップオタガール 5 ポラリスCOMICS

作:佐々木陽子
出版社:フレックスコミックス

夏休みの宿題も早々に終わらせ、はとこはみのりん、安ちゃん、タカちゃんと共に合同コピー本の制作を始めました。
ですが、エンジョイ勢のタカちゃんとガチ勢の安ちゃんが、制作姿勢の違いでぶつかってしまい……。

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あらすじ

皆でワイワイ楽しく描きたいタカ。
真面目に黙々と作業する事を望む安。
仲良く楽しく制作を続けたいはとこは、どちらの味方にも付けず板挟みになってしまう。

頭を抱えたはとこは楽しくやりたいタカの気持ちも、きちんとした物を作りたい安の気持ちもよく分かった。
合同誌は作りたい、しかしそれで二人が喧嘩するのは嫌だ。

四人がバラバラになってしまうかもしれない。

「いっそやめよう」

はとこの中で同人活動は楽しくが一番重要だった。
それが出来ず離れてしまうぐらいなら、止めた方がいい。

かつて母から漫画を禁止されみのりん達と疎遠になり、高校で先輩たちに出会った。
彼女達と共に本を作って過ごした日々は、はとこにとって宝物のように輝いている。
みんなでやったからこそ、その輝きは生まれた。

だからはとこはやるなら皆一緒じゃないと嫌だった。

「「好き」がたくさん詰まったあの場所に、私は皆で行きたい」

しかし続ける事で二人の友情が壊れるのも嫌だ。
ならいっそと口にしたはとこの目に涙が溜まる。

楽しそうだったタカと安。
そして現在のギスギスした状況。

友情を守るなら止めた方が正しい、でも止めたくは無い。
矛盾した気持ちで感情が爆発したはとこは、号泣しながら「やべないでえええ!!!」とタカと安に訴えた。

感想

今回は同人誌の制作から即売会での様子がメインで描かれました。

採算を度外視して仲間と集まり一つの物を作り上げる。
社会に出てもプロジェクト等で仲間と共同作業する事はあるでしょうが、ビジネスでは無く趣味の産物は違った喜びがある様に思います。

出来上がった物を同好の士が集まり、購入して感想を貰える。
現在だとネットの発展により発表する場所も増えましたが、1996年当時はインターネットも黎明期でネットの人口も今よりずっと少なかった筈です。

そんな状況で多くの人に作品を見てもらえる機会のある即売会は、とても貴重で楽しい物だったのでは無いでしょうか。

メタモルフォーゼの縁側の時も思いましたが、同人活動、凄く楽しそうでした。

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まとめ

この巻の終盤、はとこは夢の中?で現代に戻ります。
作中のタイムスリップについては全くの謎なので、どうなっているのかは不明ですが、彼女の努力が全て無駄だったとかは出来れば無しでお願いしたいと切に願います。

この作品はCOMICポラリス公式サイトにて一部無料でお読みいただけます。
作者の佐々木陽子さんのTwitterはこちら

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※イメージはPixabayのklimkinによる画像です。
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