漫画完結作品

いちげき 6

投稿日:2020年5月18日 更新日:

リボルバーいちげき 6 SPコミックス
漫画:松本次郎
原作:永井義男
出版社:リイド社

御用盗司令官、相良襲撃。
昼間の江戸、雨天とはいえ人の行き来する金杉橋での襲撃は無関係な人を巻き込み、混乱は拡大していきます。

原作は永井義男さんの『幕末一撃必殺隊』(リイド社)です。

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登場人物

与吉
一撃必殺隊の世話をする下男
目立つ事の無い裏方という印象だったが、この巻でその印象は一変する。

利八
一撃必殺隊の元隊員
最初の襲撃を行う前に訓練中の怪我により隊を離れた。
故郷の村に戻った筈だったのだが……。

あらすじ

丑五郎達の動きに合わせ直接、相良を狙った和田の襲撃は拳銃という新たな力の前にあえなく失敗に終わった。
薩摩藩邸からの応援も駆け付け、島田は作戦の失敗を悟り撤退の呼子を吹く。

丑五郎と市造は、重傷を負いつつ敵を道連れに川に飛び込んだ米吉、戦いの凄惨さに耐えきれず正気を失った和三郎を置いて金杉橋から撤退した。

もはや江戸市中にいる事は危険と踏んだ丑五郎は、訓練中の怪我で隊を去った利八を頼り彼の村に向かう事に決めた。
だが、訪れた利八の村には彼の姿は無く、逆に利八の母親に利八を隠したと責め立てられる。

這う這うの体で逃げ出した二人は、治療して村に返したと語った島田の言葉を疑い真相を探るべく屋敷の下男、与吉に事情を聞こうと再度市中に戻る事にしたのだった。

感想

作中では相良がパーカッションリボルバー(多分)を使い和田を撃退します。
その様子は個人の技量によって強さの変わる剣術を駆逐し、新たな時代の幕開けを象徴している様に感じました。

ラストサムライを見た時、刀と鎧を着て戦う侍たちとライフルやガトリング砲を持った政府軍の戦いは銃という圧倒的な火力を以って行われる虐殺の様に感じました。
相良の剣の腕については不明ですが、これまでの和田の剣技を見ていると銃の存在さえ無ければ相良を討ち取る事も出来たのではと考えてしまいます。

また、今回は幕府という大きな力に翻弄される人々と、それによって広がる混沌と不幸という物を強く感じました。

まとめ

一巻のまとめでも書きましたが幕末物は史実に基き綴られる為、やはり明治政府側でもない限り展開的に辛い物が多いようです。
まぁそれはそれとして丑五郎がどうなるのか、早く読みたいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

こちらの作品はトーチwebにて一部、無料でお読みいただけます。
松本次郎さんのTwitterは多分こちら

※イメージはpixabayのOpenClipart-Vectorsによる画像です。
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