漫画完結作品

キャンディ&シガレッツ 第七巻 あらすじ・感想

投稿日:2020年4月25日 更新日:

貨物船キャンディ&シガレッツ 7 ヤンマガKC
著:井上智徳
出版社:講談社

COPPELIONの作者の描く、元SPの老人と暗殺者の少女の物語。

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あらすじ

新世界秩序(ニューワールドオーダー)、一部の人間が世界の実権を握り全てをコントロールする中央集権主義。
無双の力を奪いそれを実現しようともくろむ欧州中央銀行総裁、デヴィッド・ファルコーネ。

戦争やテロまでも手段に使い、新世界秩序を実現しようとするファルコーネを止める為、美晴と雷蔵は動き始める。

彼らはフランスに飛び世界最大の検索サイトグッドポータルの若きCEO、ガブリエル・シャピロ、そしてイタリアンマフィアでありファルコーネの息子でもあるベルナルド・ファルコーネと手を組み、シャピロが生み出した超監視システム「シュレディンガーX」の破壊を計画。

ファルコーネに雇われた傭兵団「テンタクルス(黒い触手)」の襲撃を受けつつも、血塗れになりながら雷蔵たちは計画を実行した。

感想

今回は冒頭のフランス、ボルドー地方での戦いの他、雷蔵のSP時代、彼の額の傷にまつわる中東での苦い記憶等が描かれました。

その記憶の中に登場した山下長官という人物がとても印象に残りました。

舞台は湾岸戦争で爆弾が降り砲弾が飛び交う中東のクウェート。
山下はそこに取り残された邦人家族を救う為、護衛の雷蔵と共に空爆直前の街に潜入します。
彼は見た目は禿げて太っているおじさんですが、人を救う仕事に誇りを持っています。

彼の言った「尻拭い屋のプライドだよ」という言葉からは、実直に外交官として仕事をしてきた事の自負を強く感じました。

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まとめ

ファルコーネが目指す「新世界秩序」では、世界は権力者の都合の良い様に民衆をコントロールする為、戦争や紛争が尽きず世界は停滞をつづけてしまいます。

混乱により文化を積み上げる事が出来ず、同じ場所に留まり続ける世界。
そんな世界では恐らく発達するのは、兵器のレベルだけでは無いでしょうか。

この作品はヤングマガジン公式サイトにて無料で第一話がお読みいただけます。
作者の井上智徳さんのツイッターはこちら

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※イメージはPixabayのPublicDomainPicturesによる画像です。
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