ソウナンですか? 6 ヤンマガKC
原作:岡本健太郎
漫画:さがら梨々
出版社:講談社
山賊ダイアリーの岡本健太郎さん原作のサバイバル漫画。
アスカ、むつ、しおんの三人を島から脱出させる為、ほまれは一人で島を出て救助を呼ぼうと考えます。
各話あらすじ
Case.67 頼みますよアスカさん
畑を作り始めたむつ。
ほまれはその畑を見て、むつなら自分がいなくても上手くやるだろうと確信を深める。
それはいいとして、ほまれ、むつ、しおんの三人はお腹を下していた。
Case.68 お家に行っていいですか?
むつの畑にいたみみずを見て、ほまれはむつを夜釣りに誘う。
ほまれは、自分が持つ知識をなるべく多く三人に伝えようとしていた。
Case.69 ウナギ実食
夜釣りでの釣果は大きなウナギだった。
ほまれ達は早速ウナギを捌き食事の準備を始める。
Case.70 まどろみの午後
ほまれは脱出の為、普段の作業に加え筏作りを秘密裏に進めていた。
そんな中、むつ達が砂浜でクルミを見つける。
疲れの見えるほまれをしおんが引き留めている間に、むつとアスカは食べられると分かったクルミを拾いに砂浜に向かった。
Case.71 むっちゃんの性癖がローリング・ヒッチ
砂浜に向かったむつとアスカは、ほまれが隠していた筏を見つけてしまう。
ほまれに事情を聴く為、二人はほまれ達のいるキャンプ地へ急いだ。
Case.72 ひどいですよ、ほまれさん
筏が不器用ながらも完成しているのを見たほまれは、アスカとむつに筏を作っている事がバレた事を悟る。
ほまれは自分の計画について、三人に話す事を決めた。
Case.73 4人で一緒に
ほまれが一人で島を出るつもりだと知った三人は、パニックを起こし泣き出してしまう。
予想外の状態に困惑したほまれは、キャンプ地から思わず逃げ出していた。
Case.74 うねりを感じて
島を出ると言ったほまれに対する三人の答えは四人一緒にだった。
三人と別れる事に苦しさを、そして四人でいる事に喜びを感じていたほまれはそれを受け入れ、筏では無く船を作る事を提案した。
Case.75 毒針のカーペット
船づくりの為にキャンプ地を北に移動したほまれ達。
その北の浜辺で食料を確保しようと海に入ったアスカは、海底に無数のエイがいるのを発見する。
Case.76 水深10メートル
二メートル近いエイを見つけたほまれとアスカ。
ほまれはエイに銛を打ち込むが、エイは浅瀬を抜け急激に深さを増した海の底に消えて行った。
Case.77 サンセット・ビーチ
貴重なタンパク源であるエイを捕まえたいほまれは、むつとしおんにも協力を頼み四人がかりでエイを捕獲する作戦を敢行する。
Case.78 いろいろ身につけよう
なんとか獲物を捕らえた四人は、しおんの誕生日を兼ねささやかなパーティを行った。
感想
作中でも季節は過ぎゆき、この巻の終盤では八月の終わりです。
ほまれ達が流れ着いた島の場所は、北半球の様ですので後三、四か月で冬がやってくる筈です。
冬になれば恐らく植物等は食べれる物が減り、動物や魚も取る事が難しくなるでしょう。
ほまれがいるので、もし冬になっても何とかしそうな気はするのですが、さすがにハンモックでの睡眠は厳しい気がします。
(彼女達のいる島の正確な位置が不明なので冬がどの程度の厳しさなのかは分かりませんが)
今後は船作りと、それに積み込む保存食作りや水の確保等も描かれるのかなと想像しています。
まとめ
船を作り島からの脱出を目標に定めた四人ですが、果たして冬の前に島を出る事が出来るのか、次巻が楽しみです。
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