漫画

しょうあんと日々 2

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軍艦島しょうあんと日々 2 MFコミックス キューンシリーズ
著:桑佳あさ
出版社:KADOKAWA

廃墟の島、軍艦島で暮らす硝安ダイナマイトのしょうあん。
かつて沢山の人が暮らした炭鉱の島で生きる、人に憧れる彼女の日々を綴った作品です。

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登場人物紹介

うめ
炭鉱爆薬の化身
地下で穴を掘っていたポニーテールの少女。
他者との接触が少なく最初はしょうあんとも会話しなかったが、打ち解けた後は気さくに話す様になった。
本来は好奇心旺盛でかなり行動的だったようだ。
方言が可愛い。

あらすじ

同じく炭鉱爆薬のさくらは夢をかなえ去り、ラジオはかつての持ち主が持ち去った。
そして姉役だったロケット型の照明に宿っていた何かは、本物のロケットに魅かれ空に昇った。

仲間や家族が去り、寂しさを感じるしょうあんだったが、今日も元気に島を探索する。

その日、しょうあんは地下の探検に出かけた。
ここは炭鉱の島。
地下には石炭を掘った坑道が深く広く広がっている。

地下に下りたしょうあんは、辿り着いた一本の坑道で何かの音を聞く。
音の出所を辿ると一人の少女が、金属の杭で無心に壁を掘っていた。

肩に触れると少女は一旦振り向いたものの、すぐに作業にもどってしまった。
その後、しょうあんが話しかけても少女は一言も答えない。

それでも構わず一方的に話かけ、さくらが育てたグミの実を無口な少女の口に放り込んだ。
少女は一言「うめぇ」と呟くと再び壁を掘り続けた。

間が持たなくなったしょうあんは、少女に又来る事を告げその場を後にした。
地上に戻った後、その日は体を洗い家に帰って床についた。
布団に包まったしょうあんは、新しい出会いにわくわくし思わず笑みがこぼれるのだった。

感想

地下で出会った少女、うめは人に憧れながらも恥ずかしくて上陸者に声を掛けられないしょうあんと違い、かなり行動的な性格でした。

作品は出会いと別れを繰り返し、友達が出来ても一人に戻るという感じで今の所は進んでいます。
廃墟の島、そこで感じるノスタルジーと孤独感が作品の味にもなっていると感じるので、安易に仲間は増やさない事も物語的には正しいのかと読んでいて感じました。

いつかしょうあんも島を出て人の世界に飛び込むのか、それとも島で暮らしながら人を待つのか。
彼女が人を理解し、自分が孤独であるとしっかり認識出来た時、誰かが側にいればいいなと思います。

まとめ

ダイナマイト、擬人化、軍鑑島、廃墟、ノスタルジー。
作品のテーマは上記の様な感じだと思います。
感想は感傷よりに書きましたが、作品的にはしょうあんは基本明るい子なので暗い展開になる事はないと思われます。

軍艦島は明治から昭和まで続いた日本における炭鉱の歴史、その縮図だと思うので今後も保存されていって欲しいです。

こちらの作品はComicWallkerにて一部無料で閲覧いただけます。
作者の桑佳あささんのアカウントはこちら

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※イメージはPixabayのCassty1による画像です。
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