漫画完結作品

座敷娘と料理人 第四巻 あらすじ・感想

投稿日:2020年3月15日 更新日:

縁側・廊下
座敷娘と料理人 4 ガンガンコミックスONLINE

著:佐保里
出版社:スクエアエニックス

座敷神の姫様と住み込みの料理人多緒(たお)。
二人の暮らしを描いた作品もこの巻で完結です。

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あらすじ

姫様との生活に喜びと満足感を得ていた多緒。
彼は願いを伝える事でその生活が終わる事を考え、姫様に願いを言えずにいた。

意思を持つお屋敷の暴走に怯えながらも、二人の日々は穏やかに過ぎていく。

姫様と一緒に願い事を書いた七夕。
稲荷神社の主神、万時や神使である金華達と遊んだ夏の日。

そんな夏の日々も終わり、柿の実も赤く色付く秋のある日、多緒の下に雇い主である草薙が発作で倒れたと連絡が入る。
駆け付けた東京の病院で多緒が秘書の小西に話を聞くと、多忙による過労が原因だろうという事だった。

その後、病室で笑みを浮かべて自分を迎えた草薙の様子に胸を撫で下ろす。
多緒は姫様の事、近所に住む山村夫妻の事等、村の事を事を話す。
草薙も懐かしいと笑いながら話に応じてくれた。

思いのほか元気そうだった草薙に、姫様と待ってますからと告げて多緒は病室を後にした。
しかし、駅まで見送ってくれた小西の話では、草薙の病状は芳しくないらしい。

屋敷を訪れれば姫様の力で回復が見込める可能性もあるのだが、草薙は何故か頑なに屋敷に行く事を拒んでいるそうだ。

変わってしまった自分と変わらない姫様。
それが辛いと草薙は言っていた。
しかしそれ以外にも理由があるのかも知れない。

多緒は草薙の事が気になりつつも、姫様の待つ屋敷へ向かい帰途についた。

感想

多緒が料理を作り、姫様が喜んでいるお蔭で村は活気を取り戻しつつありました。

この巻では七夕、夏の日々、草薙の事の他、物語の冒頭から出ていた姫様への多緒のお願い。
多緒自身何を願って良いか分からず、保留を続けていたそのお願いが決まる事となります。

座敷童子がいる家は幸運に恵まれ、去った家は没落するそうです。
私の座敷童子のイメージは多分にまんが日本昔ばなしが大きいのですが、あのアニメでは当主の代替わりにより座敷童子は家を去ったと記憶しています。

アニメでは先代は思慮深く驕った所の無い老人でしたが、代替わりした若い当主は尊大で傲慢な男でした。

この作品では屋敷の主、草薙家やその周辺の人々は、みんな優しく笑みを絶やさない人だった様に思います。
姫様がずっと屋敷に居続けたのは、彼らの心根が大きく影響しているのではと今回読み返していて思いました。

暖かく優しく、そして美味しいそんな作品でした。

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まとめ

暖かく穏やかな二人の日々は優しく、読んでいてとても癒されました。
終わってしまうのは残念ですが、作者沙保里さんの次回作を楽しみに待ちたいと思います。

この作品はこちらで一部無料で読む事が可能です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※イメージはPixabayのujeansによる画像です。
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