漫画完結作品

メタモルフォーゼの縁側 第四巻 あらすじ・感想

投稿日:2020年3月14日 更新日:

ビッグサイト
メタモルフォーゼの縁側 4

著:鶴谷香央理
出版社:角川書店

五月のコミティアに向けて漫画を描き始めたうらら。
悩み迷いながらも彼女は本を形にしていきます。
一方、雪もそんな彼女を後押ししていきます。

広告

あらすじ

雪を誘いコミティアに出ようと決めたうららだったが、自分が描く物に自信が持てず制作は滞り気味だった。
元来、自分を主張する事の苦手なうららは将来の事や漫画の事、そして自分と他者との違いに疲れ創作への意欲を失い掛けていた。

そんな時、雪に連れられ彼女の知り合いの印刷屋さんを紹介される。
コピーしてホッチキスで閉じて作ろうと思っていたうららは、印刷製本というハードルの高さに気後れしてしまう。

更に費用はプレゼントするという雪の提案にも、それは悪いと慌てる。
その後、電話で雪が席を外した際に印刷屋さんの老人が言った、雪の様子や綺麗だというオフセット印刷の事、そしてそこで見た誰かの作品がうららの気持ちを決めた。

うららは印刷屋さんの締め切りまでに原稿をあげる事を目標に、母には悪いと思いつつ予備校を休み雪の家で漫画を描き続けた。
出来上がった原稿を印刷屋さんに手渡した帰り道、雪の家で漫画を描いている時の会話が蘇る。

漫画描くの楽しい?
あんまり 楽しくはないです。

その時はそう答えたうららだったが、やり終えた今、彼女は楽しかったと素直に思えた。

感想

今回、うららと雪は出来上がった本を携えコミティアに参加しました。
うららが自分の本の奥付を見たシーンは、読んでいてとても感動しました。

どうしてこんなにグッと来るのか、最初に読んだ時はよく分かりませんでした。
ですが、何度も読み返している内に理由が分かった気がします。
多分、あの同人誌はうららの創作の日々を形にした物だと無意識に気付いていたからだと思います。

雪との出会いから自分で描き始め、そして一本描き終えるまで、迷いや葛藤、不安と達成感。
様々な物が集まって出来ている。
それを物語を読む過程でうららと一緒に感じたから、言葉に出来ない気持ちになったのではないかなと思います。

広告

まとめ

今回はイベント始まりまでが描かれました。
うららは高校三年生。
受験を控えた彼女がどういった道を選ぶのか、次が楽しみです。

お読みいただき、ありがとうございました。

こちらの作品はコミックNewtypeでも一部無料でお読みいただけます。
作者の鶴谷香央理さんのアカウントはこちら

※イメージはPixabayのマサコ アーントの画像です。
広告

-漫画完結作品
-, ,

関連記事

すき焼き

バカレイドッグス Loser 第五巻 登場人物・あらすじ・感想

バカレイドッグス Loser 5 ヤンマガKC 原作:矢樹純 漫画:青木優 医療監修:茨木保 出版社:講談社 裏路地の闇医者、犬童兄弟と彼らに買われた看護師、雪野鈴の活躍を描いた作品、その続編、完結巻 …

ベースとドラム

スインギン ドラゴン タイガー ブギ 第四巻 登場人物・あらすじ・感想

スインギン ドラゴン タイガー ブギ 4 モーニングKC 作:灰田高鴻 出版社:講談社 とらを売り込みたい丸山は、四方の誘いを受け名古屋でのラジオ局での面談にとらを誘います。 しかしその日はとらのファ …

プール

子供はわかってあげない 上 登場人物・あらすじ・感想

子供はわかってあげない 上 モーニングKC 作:田島列島 出版社:講談社 高校二年生の朔田美波は水泳部の練習中、屋上に人影を見つけます。 気になった朔田は練習後、屋上に向かいました。 其処では男子生徒 …

RGB

カラーレス 第二巻 登場人物・あらすじ・感想

カラーレス 2 ボーダーコミックス 作:KENT 出版社:リイド社 記憶喪失の少女、智慧。 彼女を狙う教団から身を隠す事、そして教団に対抗する力を得る為、アヴィディアはコヴェテスと智慧を連れカムナビ山 …

山頂

トクサツガガガ 第二巻 第十話 あらすじ・感想

トクサツガガガ2 作:丹波庭 出版社:小学館/ビッグコミック 中村叶、26歳、OL、特撮オタク。 職場で趣味を隠しながら生きる叶であったが、プライベートでは吉田さん、ダミアン、任侠さん等のオタク仲間も …

DMMコミックレンタル

広告
広告
田中
読んだ本の紹介等しています。
本を選ぶ際の一助になれば幸いです。