漫画短編集・一巻完結作品

面影丸 新装版

投稿日:2020年2月28日 更新日:

桜面影丸 新装版 ヤングジャンプコミックス・ウルトラ
著:伊藤悠
出版社:集英社

帝に仕える忍び、高辻衆。
上皇の望みに端を発した忍び同士の争いを描いた作品です。

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登場人物

面影丸(おもかげまる)
高辻衆、九曜の一人
支配される事を嫌い、目録から自分の名を消す事を条件に高辻家の生き残り大悲に力を貸す。
獲物は大小二刀の太刀。

大悲(だいひ)
高辻家の次期当主の少年
現当主であった父の言葉を守り、反乱がおきた時、各地に散らばる高辻衆の名、指の紋、そして符牒を記した目録と対となる菩薩面を持って逃走した。

大慈(だいじ)
高辻衆、九曜の一人
鳥の足を持つ巨漢の忍び。
現当主亡き後、大悲を父として守り導く。
大力と俊敏さを合わせもつ九曜の長。

埋火(うずみび)
高辻衆、九曜の一人
上皇の話に乗り高辻家を裏切った反乱の首謀者。
獲物は長柄の鎖鎌。

上皇
本来は帝しか使えぬ高辻衆を手足とする為、埋火に高辻掌握を持ち掛ける。
凄い太ってる。

羽風(はかぜ)
高辻衆、九曜の一人
身軽で天真爛漫な少女。
先代は元白拍子の老婆。
薬に精通し、毒と扇で戦う。
作中、先代の死により羽風となる

あらすじ

帝に仕える忍び高辻衆。
各地に散らばり民の中に身を潜め仕事を為していた。
本来であれば帝にしか使えぬその力を、上皇は位を退いた後も求めた。

その上皇の望みに高辻衆、九曜の一人、埋火を筆頭に六人の九曜が呼応した。
埋火は上皇の要請に従わない高辻家の現当主を殺害。
高辻衆を自身の物とする為、衆に属する者の情報の書かれた目録の入手を目論む。

その鍵となる菩薩面を持って逃走した次期当主、大悲の捜索を開始した。

時を前後して九曜の一人、面影丸は同じく高辻衆である朽葉(くちは)という忍びに襲われこれを撃退する。

その後、九曜の長であった大慈、そして彼の連れていた大悲と出会い、事の経緯を聞いた面影丸は目録から自分の名を消す事を条件に協力する事を申し出た。

感想

忍び達の目録を巡っての争いを描いた物語です。
作者、伊藤悠さんの事を知ったのは「皇国の守護者」のコミカライズ版からだったので、この作品を読んだのは新装版が初でした。

皇国の守護者から始まり、シュトヘル、オオカミライズとずっとファンなので、知らない作品を読めるのは純粋に嬉しかったです。

作品自体は楽しめたのですが、大慈がどうして鳥の足なのかが読んでいる間、気になりました。
他に獣的な人は出てこないし……まぁカッコいいからいいのか……。

新装版には連載版とは設定の違う読み切り版も収録されています。
こちらは力を持った面をテーマにした作品となっており、面影丸も忍びではありません。

まとめ

全体的にかなり駆け足の印象を受けたので、高辻衆や面影丸、大慈、大悲のその後やサイドストーリーも読んでみたいと思いました。
面影丸の性格なら旅をしながら、厄介事を解決してそうな気がします。

この作品は少年ジャンプ+にて第一話を無料で閲覧いただけます。
作者の伊藤悠さんのアカウントはこちら

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※イメージは ぱくたそ の kailowさん による画像です
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