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竜侍 第二巻 登場人物・各話あらすじ・感想

投稿日:2020年1月28日 更新日:

馬
竜侍 2 ソノラマ+コミックス

著:忠見周
出版社:朝日新聞出版

ドラゴンの侍が活躍するコメディ。
前巻では江戸時代がメインでしたが、今巻はあらゆる時代を舞台に竜侍が本能のままに暴れます。

前は少しは理性を感じたけど、今回はほぼ獣な気がする。

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登場人物

猪俣直義直太郎(いのまた なおよし なおたろう)
武蔵の国の武士
公家の代理で乗尻(騎手)を務める事になった。
豪快でカラッとした性格の巨漢。

由井(ゆい)
上皇に仕える公家
金と権力を使い姫を手に入れようともくろむ。
お歯黒。


公家の姫君
自身を巡り流血の争いが起きている事を憂い、競べ馬(くらべうま:今回は早駆け)の神事を行い勝者に嫁ぐと宣言する。

桧倉(ひくら)
とある藩の侍
上司から日比谷(竜侍)の世話を任される。
机仕事が専門の事務職。
上司に無茶振りされる要領の悪い平社員的立ち位置。
娘の為なら体を張れる男。

真島采女(まじま うねめ)
国元筆頭家老
桧倉の上司。
イメージで言うと専務とか常務。
パワハラ気味に桧倉に竜侍の世話を命じる。
目の笑っていない笑顔で押し切るタイプ。

千代(ちよ)
桧倉の娘
頼りない桧倉を嫌っている。
活面座(イケメンざ)の役者、為次郎のファン。

軍兵衛(ぐんべえ)
鉄砲撃ち
幼い頃両親を熊に殺された事で、熊を目の仇にしている。

小石川若菜(こいしがわ わかな)
町役場地域振興課の職員
田舎ならチヤホヤされるのではと地元に戻ってきた。
頼めば結構なんでもやってくれる。

清依女(きよめ)
斎主候補(斎主:国の拠り所となる巫女、呪術を使うシャーマン)
口は悪く手も早いが優しい女性。
虫を操る呪術の使い手。

サル
清依女の小間使い
落ち着きの無い跳ねっ返りの子供。
斎主選定について清依女を心配している。

大黒屋の若旦那
大店である黒田屋の入り婿
岡っ引きを志す策太が若旦那が川に人を吐き落す事を見た事で殺人事件の容疑者となる。

各話あらすじ

時は平安、ある競べ馬
京の都、ある公家の姫が自身を巡った争いに心を痛め、競べ馬にて嫁ぎ先を決めると宣言した。
公家の乗尻としてそれに出る事になった猪俣は、失った栗毛の代わりを求め馬市を訪れるが馬は由井という公家が買い占めていた。

馬が無ければどうにもならない。
途方に暮れた猪俣に痩せた男が声を掛ける。
男は商人で調教もままならい暴れ馬を一頭持っているという。
藁をも掴む思いで訪れた厩には、壁に張り付く奇怪な生き物がいた。

お江戸の世、ある父娘
父が亡くなり跡目を継いだばかりの桧倉に、筆頭家老の真島は江戸で世話になった人物、日比谷の世話を任せる。
断れば出世にも響く、家を守る為お役目を引き受けた桧倉の下に来たのはおおよそ人とは思えない者だった。

明治初期ごろ、あるマタギ

鉄砲撃ちの軍兵衛。
彼は幼い頃、両親を熊に殺された恨みから狩りで生計を立てる事が目的でなく、殺す事が目的になっていた。
ある時、軍兵衛は山の中で正体不明の獣に放った弾を躱される。
そこから彼とその獣との戦いが始まった。

平成日本、ある町おこし
町役場に勤める小石川は、町おこしのイベントで出る筈の着ぐるみのスタッフが遅れている事を上司に責められていた。
特に目ぼしい物も無い町を活性化させる為、ゆるキャラの着ぐるみを作ったのだがその着ぐるみの中の人にお披露目だと言うのに連絡が取れないのだ。

開催時間が迫る中、着ぐるみ到着の報が入る。
ようやく来たかと若菜達が駆け付けた先には、発注した着ぐるみと少し違う感じの怪獣的な物が待っていた。

古代某国、ある斎主
古代のとある国。
他国の侵略の気配も近いなか、国のまとめ役となる斎主の選定が行われていた。
百人いた候補も清依女と伽耶日女(かやひめ)の二人に絞られた。

だがその選定を行う水盤(水を張った大きな土器、降らせた花びらで斎主を選ぶ)は二人の真ん中を指す。
選定は五度目、もはや一刻の猶予も無い。

長は二人に呪術による力比べでの決着を告げた。

書き下ろしおまけ、ある少年
長屋で暮らす策太は、大店の若旦那が短刀を持ち誰かと言い争いをした挙句、血まみれのその男を川に突き落とす所を見てしまう。
だが川から死体は上がらず、役所への届け出もなされていない。

結局、策太の嘘として事件は片付けられた。
しかし納得のいかない策太は一人調べを開始した。

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感想

前巻でもそうでしたが、メインはあくまで人間で竜侍は偶々通りがかってお団子の為に介入するという感じです。

古代から現代までそのスタンスは変わる事無く、彼はお団子の為に暴れ回ります。
その過程でなんかいい感じにお話はまとまっていきます。

竜侍はお団子食べてるだけなんですけどねぇ。

まとめ

今回も一言も喋る事無く、食べて暴れるお話でした。
この作品、たまたま書店で見つけられたからよかったですが、告知を見つける事が出来ず慌てて購入した物でした。

広告費が掛けられないのかもですが、ユーザーが発売を知る方法を増やして欲しかです。

こちらの作品は公式サイトで第一話が無料で閲覧いただけます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※イメージはPixabayのWolfgang Claussenによる画像です。
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