漫画

師匠シリーズ 2 -黒い手-

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砂場師匠シリーズ 2 -黒い手- ヤングキングコミックス
漫画:片山愁
原作:ウニ
出版社:少年画報社

web初の人気オカルト小説のコミカライズ版。
第二巻となるこの巻には、砂場、三人目の大人、黒い手、そうめんの話、壺の五話が収録されています。

登場人物

音響
黒髪のゴスロリ少女
ウニがオカルトフォーラムで知り合った少女。
彼女はやがて大学の後輩となり、ウニを師匠と呼ぶ関係になる。

あらすじ

所属するオカルトフォーラムの二次会で、京介から「この後時間あるか?」と誘われたウニは若干の期待を込めて待ち合わせ場所のコンビニに向かう。

其処には京介と師匠の恋人であるkokoが待っていた。

三人で向かった先は幼稚園だった。
その幼稚園は京介の高校の先輩が先生をやっているそうだ。

その先輩が朝、園の庭を掃除中に砂場である異変に気付いた。
砂場の中心が掘られていたのだ。
昨日、子供達が遊んだ後に均した筈と奇異に感じたが、その時はそれ程気にせず砂場を均し掃除を続けた。

しかし、砂場の異変は次の日も続いた。
穴は昨日よりも深く掘られ、更には小さな足跡ような物もついている。
嫌な創造が浮かんだが、その日も砂場を均し業務を続けた。

そして三日目の朝、彼女は持っていた箒を取り落とした。
その日も砂場に穴は掘られ、まるでそこから這い出た様に小さな人型の跡が残されていた。
以来、その先輩はノイローゼ気味らしい。

相談を受けた京介は原因を探りに来たらしい。
kokoは冷静に今日はどうだったのか尋ねる。
今日は土曜日で幼稚園は動いていないが、その先輩は砂場を見に来たそうだ。
砂場に異変は起こっていなかった。

何もなかったなら、終わったのだろうか?
それに段々穴が深くなったのなら、その都度深く埋められていったという事ではないのか。
そう口にしたウニに、京介は単に掘り返しただけかもと言いつつ、先輩の考えを述べた。

彼女の先輩は、埋められた子供が自力で這い出してきたと考えているそうだ。
砂場の砂の底から這い出す子供。
それは勿論、生きているモノではないだろう。

ウニは導き出された答えに思わず唾を飲んだ。

感想

この巻では、チラリと黒い帽子が出てきました。
師匠シリーズには魅力的な登場人物が多くいますが、私は帽子の持ち主である加奈子の事が大好きです。

強くエネルギーに溢れながらも、儚く消えた人。
もしくは、消えると分かっていたから、毎日を振り絞って生きたのかもしれません。
そんな印象を原作を読んでいて感じていました。

言っても仕方の無い事ですが、原作「怪物」で書かれていた可奈子の瞳の下りを漫画でも読みたかったと強く思います。

まとめ

感想で書いた様に可奈子の事は大好きですが、間崎京子にも同じくらい魅力を感じます。
二人の登場するお話が描かれなかった事は、残念ではありますがこうして漫画という形で読めるだけで、ファンとしてはとてもありがたい限りです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

漫画を描かれた片山さんのTwitterはこちら
原作者のウニさんのTwitterはこちら

※イメージはpixabayのCaranfinwenによる画像です
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