漫画完結作品

えびがわ町の妖怪カフェ 第六巻 登場人物・あらすじ・感想

投稿日:2019年12月30日 更新日:

桜
えびがわ町の妖怪カフェ 6 ヤングアニマルコミックス

著:上田信舟
出版社:白泉社

えびがわ町での妖怪と料理に彩られた田舎暮らしもこれでおしまい。
まなと母親の事、そして佐吉の秘密も語られる最終巻です。

広告

登場人物

まなの母
真面目な優等生タイプ、それゆえ、まなに普通を求めた。
その事がまなとの間に溝を作る事になった。

死神(男)
えびがわ町周辺を担当する死神
死神は死んだ人間がなるらしく、彼は千葉県出身。
死神としては新人らしく人間だった時の感覚が抜けきっていない。

死神(女)
死神(男)の先任
佐吉が探している人物の様だが現在行方不明。
人でも死神でも無い為、あらゆる縁が絶たれている。

あらすじ

母親と久しぶりに会ったまなは、大好きな母との再会を喜ぶ。
しかし、その後、えびがわ町で出来た友人である友理たちと出かけた寺での地獄絵の展示イベントで、思いがけず母の想いを白昼夢のような形で見てしまう。

子供の頃から女の子としての普通を押し付けられ育ち、仕事を続けている事を悪気の無い言葉で傷付けられ、同僚の言葉で自分の娘が普通では無いと思ってしまった母。

彼女はまなが変なモノを見たと言うののは、自分がまなを放っておいたからだと思い込んだ。
寂しさがまなに見えないモノを見せているのだと。

白昼夢の中の母は泣いていた。
まなはその事が気になり、夜、布団に入っても寝付けずにいた。
パジャマのまま庭に出て、虫の音を聞く。

自分が普通じゃ無いから、お母さんは泣いている。
そう思うと悲しみが溢れ、涙が止まらなくなった。

そんなまなに語り掛けるモノがいた。
「どうして泣いてるの」と尋ねるそれに、まなはお母さんに笑ってほしいと答えた。
昼間、思い出の花の写真を見ていた母は、とても嬉しそうに笑っていた。
あんな風に笑ってくれれば……。

それは「じゃあ見せてあげようよ」とまなを誘った。

まながいない事に気付いた母が、佐吉を叩き起こしていた頃、それに誘われてまなは山の奥深くへ入ろうとしていた。

広告

感想

まなの九歳の夏休みもこの巻で終わりです。
沢山の出会いと思い出の詰まった夏の日々のお話でした。

この物語はまなの夏休みという事で、当然夏の話が描かれましたが、個人的には一年間通して見てみたいと感じました。

春夏秋冬、巡る季節とそれに関係した妖怪と料理。
のんびりしたえびがわ町の暮らしの中で、四季の移ろいを見たいなぁと思いました。

冬になると雪女とか出て来そうだし、かまくらとか楽しそう……。

まとめ

まなの笑顔と、豊かな自然がとてもほっこりする物語でした。
そういえば、猫又は表紙やオチとか色んな所にいるのに、一度も絡む事がなかったのは何でだろう?

この作品は白泉社公式サイトにて無料で試し読みが可能です。
作者の上田信舟さんのアカウントはこちら

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※イメージは ぱくたそ の クマキチさん による画像です。
広告

-漫画完結作品
-, , ,

関連記事

ハンバーガー

キャンディ&シガレッツ 第四巻 あらすじ・感想

キャンディ&シガレッツ 4 ヤンマガKC 著:井上智徳 出版社:講談社 COPPELIONの作者の描く、元SPの老人と暗殺者の少女の物語。 あらすじ 美晴は無双の暗殺に失敗。 そのまま拉致され、イタリ …

チベット農村

テンジュの国 第一巻 あらすじ・感想

テンジュの国 1 KCデラックス 著:泉一聞 出版社:講談社 十八世紀、チベット。 山間の村で医師見習いと暮らす少年、カン・シバの家に客人として行商人モシ・バオルが訪れます。 彼は嫁入りする娘、モシ・ …

サックス

スインギン ドラゴン タイガー ブギ 第五巻 登場人物・あらすじ・感想

スインギン ドラゴン タイガー ブギ 5 モーニングKC 作:灰田高鴻 出版社:講談社 芸能プロダクションを立ち上げていた森田(もりた)と作曲家の四方(よも)の暗躍でとらのバンド「スインギンタイガーブ …

帽子

トライガン・マキシマム 第十三巻 あらすじ・見どころ・感想

トライガン・マキシマム 13 YKコミックス 作:内藤泰弘 出版社:少年画報社 血界戦線の内藤泰弘さんの描く、SFガンアクション。 今回はレガートとヴァッシュの対決から物語は始まります。 #7 cat …

うどん

座敷娘と料理人 第一巻 あらすじ・感想

座敷娘と料理人 1 ガンガンコミックスONLINE 著:佐保里 出版社:スクエアエニックス レストランでバイトする菅波多緒(すがなみ たお)はバイトの先輩、大塚から高額報酬の怪しいバイトを紹介されます …

DMMコミックレンタル

広告
田中
読んだ本の紹介等しています。
本を選ぶ際の一助になれば幸いです。