大ダーク 1 ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル
著:林田球
出版社:小学館
ドロヘドロの林田球さんの描く、宇宙の旅。
ザハ・サンコ、彼の骨を手に入れられれば、どんな願いも叶うという。
サンコと闇のニーモツ、アバキアンはサンコをそんな存在にした誰かを探し、宇宙を旅します。
登場人物
ザハ・サンコ
願いを叶える骨を持つ青年
戦う時は闇の皮と闇の肉、闇の骨を使う。
皮はローブみたいな防具へ、肉と骨は手斧になる。
ローブは攻撃を弾き、手斧は対象の皮と骨以外を溶かす。
好物はミートボール・スパゲッティ。
アバキアン
闇のニーモツ
骨で出来たバックパック。
人型になれる、喋れる。
頭の部分にキャリーハンドルがあり、引くと口が開き収納した荷物を取り出せる。
死ま田=デス
宇宙人の「死」を食う死神
特殊な能力を複数持ち、死んだ者から出た魂的な「死の肉」を食べる。
目が六つの怪人。
巨乳美女。
店谷=ボックス
商人の女
ブラックホールを抜けた先、闇の世界「クライ」で商売を営む女性。
取引は基本、宇宙人の骨や皮などで行われる。
サンコの装備もここで調達している模様。
モージャ
サンコ達の船
不思議な闇の力を持った船。
形は犬っぽい。
自我を持ち、サポート用のチビロボでサンコ達と会話する。
あらすじ
宇宙空間を血まみれで漂流していた男を拾った、宇宙海賊達。
その海賊のボスは、男が持っていた物が、闇のニーモツだと気付いた。
闇のニーモツを持つ男はこの世で一人「ザハ・サンコ」のみ。
サンコの骨を手に入れれば、全ての願いが叶うという。
ボスは三つの頭で相談し、サンコを独り占めする事にした。
彼はサンコを身ぐるみをパンツを残して剥ぎ取り、自分専用の倉庫にいれた。
その夜、ボスが眠りについた頃、部屋に置いていた闇のニーモツが動き出す。
荷物は姿を変え、人の骸骨の様な人型へと形を変えた。
感想
えっと「ドロヘドロ」を読んだ事が無く、また本作も全く知らない方には上記、人物紹介とあらすじの意味がよくわからないと思いますが、このお話はこんな感じです。
テイストはドロヘドロと同じく、グチャグチャドロドロの宇宙冒険活劇です。
林田さんの作品は、無茶苦茶な世界観でありながら、何故か設定がすっと頭に入ってきて、とても読みやすいです。
この作品も前作と同じで、色々な謎はまだ闇の中にあるようです。
まとめ
描写はかなりグロテスクな筈なのですが、私は読んでいてそれが全く気になりませんでした。
多分ですが、ドロヘドロで慣れてしまったからかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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