ブルージャイアント 3 ビッグコミックススペシャル
作:石塚真一
出版社:小学館
由井からサックスを学ぶ大は、今回、文化祭で演奏を披露します。
あらすじ
夏に始まった由井とのレッスンは続いていた。
ある日、由井は過去の仲間片山に呼び出され、彼と飲んでいた。
片山はまだ音楽を続けており、ライブを行うという。
由井は片山に大の事を名前伏せ話した。
彼は大がブルージャイアントとして、輝く可能性があると思っていた。
ブルージャイアント、世界一輝くプレイヤー。
由井と片山の若い頃はそれを目指していた。
しかし彼らの仲間は誰もそれに成れなかった。
片山はその夢を由井が話した大に、託しても良いのではと話した。
後日、片山から買ったライブのチケットを、大に渡した由井はライブの感想を大に聞いた。
大は片山のピアノが最高だったと話した。
しかし一流だったかという問いには、そういう感じじゃ無かったけど、超良かったと答えた。
それを聞いて、由井は爆笑した。
感想
この巻では学園祭での演奏、進路、由井へのレッスン費用などが描かれました。
由井は実質、無償で大にレッスンをしています。
彼の夢であったブルージャイアントに成る事。
その可能性を大の中に見たからだと感じます。
物語はそこまで描かれるのか、現状では分かりませんが、大舞台に立つ大の姿を見てみたい気がします。
彼の音はそれを聞いた人を、確実に変えていきます。
漫画は音の無いメディアですが、彼の奏でる音を聴いてみたいと強く思います。
まとめ
今回は音楽の黒木先生が格好良かったです。
次巻では大は仙台を離れ、東京へ向かいます。
東京での出会いが大に更なる輝きをもたらします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。