レディ&オールドマン 3 ヤングジャンプコミックス・ウルトラ
著:オノ・ナツメ
出版社:集英社
歳を取らず百年、刑務所にいた男、ロブ。
ダイナーの娘、シェリー。
二人は真実を知る為、ロブの不老不死の原因を知ると思われる彼の弟を探し始めます。
登場人物
ビッグアイ
裏社会の大物
シェリーとロブに依頼を出す。
ナット
運送業を営む男
荷物の集まる集配所で暮らしている。
ビッグアイとつながりを持ち、仕事を請け負う。
リア
二人が初めての仕事で知り合った女性
ジョニー&クレイグ
元刑事の便利屋コンビ
ジョニーは女好きでお喋り、クレイグは寡黙。
汚職の責任を負って自ら辞職した。
あらすじ
ナットの店で仕事を続けながら、シェリーとロブは彼の弟の情報を探し求める。
ある時、新聞で自分たち宛てのメッセージを見つけた二人は、それがダイナーの常連客ミッチからだと気付いた。
指定されたケイティの店には、予想通りミッチがいた。
彼はサムやダイナーの近況を話す傍ら、シェリーの様子を見に来たようだ。
それだけ言って店を去る彼に感謝し、二人が座っていると、入れ替わりに最初の仕事で知り合ったリアと、便利屋の二人が店に入ってくる。
再会を喜ぶリアに話を聞くと、便利屋の片割れ、金髪の男はシェリーをグラマラスな美女だと思い、行方を追っているらしい。
店からの帰り、リアとの会話でロブが口にした年齢121歳という話をシェリーは振る。
彼女は自分とロブの間の時間の隔たりを感じていた。
それに対しロブは、牢の中の100年は止まっていた様なモノだと答えた。
続けて「21から時を動かすよ」と町で買った壊れた時計を見ながら答えた。
感想
お互いの好きなモノ、ロブの過去、そんな事を話しながら二人は運び屋を続けます。
そんな中、市警の刑事ビルがロブを追い始めます。
また今回は弟ラスとの関係性も描かれました。
双子である彼らは外見は同じでありながら、中身は正反対です。
百年前、兄であるロブを装い町の住人と話すラス。
彼はロブに憧れと嫉妬を持っている様に感じました。
まとめ
裏社会、政治家、警察、そして弟ラスの存在。
少しづつ、ロブの周りの状況がきな臭くなってきました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。