レディ&オールドマン 2 ヤングジャンプコミックス・ウルトラ
著:オノ・ナツメ
出版社:集英社
歳を取らず百年、刑務所にいた男、ロブ。
ダイナーの娘、シェリー。
二人は真実を知る為、ロブの不老不死の原因を知ると思われる彼の弟を探し始めます。
登場人物
シェリー・ブライト
ロサンゼルスでダイナーを営むサムの娘。
19歳。世話焼き。
ロブ
百年間、刑務所に入っていた男
不老不死。
サム
ダイナーのオーナー。
昔、運び屋をやっていた。
通り名はジャッカル。
ミッチ
ダイナーの常連
何かとシェリーとロブに協力してくれる。
あらすじ
ミッチから受けた仕事で刑務所の元清掃員と二人は出会う。
彼との会話が切っ掛けで、ロブが刑務所に入る事になった原因。
また彼が不老不死になった事に、彼の弟が深く関わっているとシェリーは感じる。
シェリーはロブと話し、真実を知る為、ロブ同様、不老不死であるかも知れない、彼の弟の行方を二人で探すと決めた。
二人は取り敢えず運び屋を続けながら、情報を集める事にした。
だが、ファンから女優に向けての花束のプレゼントが、二人を裏の世界への接点となる。
組織の大物「ビッグアイ」に目を付けられた二人は、ナットという運送業を営む男を窓口に運び屋を続ける事になった。
感想
仕事の相手には干渉しない。
シェリーの父であるサムは、運び屋を始めるにあたって二人にそう忠告しました。
ですが世話焼きのシェリーは人からの頼みを断れず、ロブもそれに付き合い厄介な事に次々巻き込まれます。
シェリーはお節介で何にでも首を突っ込むタイプですが、聡明でとても優しい女の子です。
百年という時代のギャップに戸惑うロブの心を支えたのは、彼女が彼の心に、土足で入り込む事が無かったからだと思います。
遠すぎず近すぎず、けれど決して離れない。
二人の関係は、友人でも恋人でも無く、相棒というのが一番しっくりくると感じます。
まとめ
今回はロブの不老不死の秘密を握る、彼の弟も登場しました。
また、ギャング、市警、麻薬等、あまり関わりたくないモノとも二人は否応なく関りを持ってしまいます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。