漫画完結作品

レディ&オールドマン 1

投稿日:2019年9月28日 更新日:

コーヒーレディ&オールドマン 1 ヤングジャンプコミックス・ウルトラ
著:オノ・ナツメ
出版社:集英社

1960年代、ロスを舞台にダイナーの娘、シェリーと謎の男ロブが運び屋を始めます。
二人の通り名はレディ&オールドマン。

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登場人物

シェリー・ブライト
ロサンゼルスでダイナーを営むサムの娘。
19歳。

ロブ
百年間、刑務所に入っていた男

サム
ダイナーのオーナー。
昔、運び屋をやっていた。

ミッチ
ダイナーの常連

あらすじ

一人の薄汚れた男が刑務所から釈放された。
その日、恋人と別れたシェリーは、刑務所の前で佇むその男と出会う。
看守に聞けば、百年の刑期を終えて釈放されたが、出て三歩歩いたところで立ち止まり、一時間そのままだという。

彼を放っておけなかったシェリーは、男を連れ父親が営むダイナーに連れ帰る。
そのホームレスの様な男を、店に入れる事を父であるサムは渋ったが、結局は突き放す事も出来ず身綺麗にする事を条件に受け入れる。

伸び放題の髪を切ったシェリーは驚く。
刑期が百年なら、男は少なくとも百二十歳は超えている。
だが前髪の下の顔は若者のそれだった。

髪を切り、髭を剃って、シャワーを浴びた男は、老人とは思えない容姿だった。
その事には、男自身が驚いている様だった。
その後、彼は店内のあらゆる物に驚き、不意に触ったサイフォンで手に火傷を負ってしまう。

男を治療し、その日はサムの計らいで店に泊める事になった。

翌朝、友人の家に泊まったシェリーは、自分の事を話し、次いで男の事を訪ねる。
彼はロブと名乗り、自分が年を取っていない事で、牢獄で過ごした時間を十年では無いかと話す。

彼が牢に入れられたのは1863年。
今年は1963年。
きっかり百年経っている。

更に、ロブの火傷した手の傷は完治しており、それに驚いたシェリーが付けてしまった、頬の傷も一瞬で消えてしまった。

混乱したシェリーは、心を落ち着ける為、触る事を禁じられている父のバイクに火を入れた。
当然、サムは怒ったが、シェリーはそれを振り切り、後部シートにロブを乗せ、ロスの街に乗り出した。

感想

オノナツメさんの作品は、どれも物静かで時に激しく、ジャズの様な魅力を感じます。

この作品は特に、60年代ロスという事でまさにジャズといった感じがします。
ソフト帽にコート、ギャング、グラスの酒と紫煙の香り。

ビートルズがデビューしたばかりの時代を舞台に、謎の男ロブと19歳のシェリーが運び屋として様々な事件に関わります。

ロブの純粋さとシェリーの優しさが、気持ちをスローにしてくれる気がします。

まとめ

作品は百年たっても年を取らず、負傷してもそれがすぐ癒えてしまう青年?ロブの謎を追いつつ、二人の運び屋としての活躍が描かれます。

落ち着いたダイナーの雰囲気や、ギャングや探偵、刑事たちを見ていると、古いアメリカ映画を見ている様な感覚に陥ります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※イメージはpixabayのrawpixelによる画像です
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