バビロンまでは何光年? ヤングチャンピオン烈コミックス
著:道満清明
出版社:秋田書店
絶対生物のホッパー、機械生命体のジャンクヒープ、そして地球の最後の生き残りバブ(仮名)。
彼ら三人が何故か身近に感じる、異星人たちのひしめく宇宙を旅します。
あらすじ
ホッパーは砕け散った地球の跡地で、地球人の入ったカプセルを回収する。
その地球人は母星が滅びた宇宙で一人ぼっち、更には記憶も失っていた。
ホッパーは彼の記憶を求め、バブの子種をばら撒きつつ、相棒のジャンクヒープと共に、広大な宇宙空間で旅をする。
様々な女性との出会い、9テラメートルのレーンを回る回転寿司、ナノマシンによる性転換、高重力の監獄惑星。
多様な異星人との出会いを重ねながら、バブは全宇宙の歴史を保管しているアーカーシャという星に辿り着く。
感想
バブ、ホッパー、ジャンクの三人が仲がよく旅するロードムービー的な物語です。
出て来る異星人も異形でありながら、全員会話可能で、人種による差別的な描写は皆無です。
なんというか、種族が宇宙を行きかっている事が当たり前となり、何人という定義自体が余り意味が無い感じでしょうか。
昔見た、銀河ヒッチハイク・ガイドという映画を思い出しました。
まとめ
メインストーリーを追いながら、短いお話が連続する感じの作品です。
メインキャストの三人は固定で、舞台やシチュエーションが移り変わりながら展開する短編集といった所でしょうか。
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