漫画

ゴブリンスレイヤー 第十巻 あらすじ・感想

投稿日:2019年9月18日 更新日:


ゴブリンスレイヤー11

著:蝸牛くも
画:神無月登
出版社: SBクリエイティブ GA文庫

ゴブリン退治しかしない変わった冒険者、ゴブリンスレイヤーの物語、第十一弾。
今回は以前助けた貴族の令嬢、女商人の依頼で砂漠の国に赴きます。

ゴブリンスレイヤーは、いつも通りゴブリン退治をします。

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冒頭部分 あらすじ

妖精射手がテーブルを叩き抗議の声を上げている。
いつもの如く、ゴブリンスレイヤーがゴブリン退治しかしない事が気に入らないようだ。

鉱人道士が竜退治か賞金首でも狩るかと冗談交じりに尋ねるが、そういう事では無いらしい。
最近は純粋なゴブリン退治ばかりである事に食傷気味の様だ。

ゴブリンスレイヤーさんですからと、女神官は困ったように微笑みながら答える。

彼女は冒険を求めている。
ゴブリン退治は冒険では無いと言うのが彼女の主張だ。
ゴブリンスレイヤーも蜥蜴僧侶も慣れたもので、平常運転でその話題に応えている。

そんな中、新米戦士と至高神の聖女、白兎猟兵の三人がギルドの扉を開けた。
汚れた様子から見るに、依頼をこなし帰ってきたようだ。

周囲の冒険者は生きて戻った三人を、それぞれの流儀で労っている。
彼らの依頼がゴブリン退治だと聞き、ゴブリンスレイヤーが良くやったと呟く。

女神官は、三人に駆け寄り、濡らした手拭いで彼らの汚れを拭ってやる。
そうしていると、白兎猟兵がゴブリンスレイヤー一党に客がいると告げた。

入り口にいたのは、かつて雪山で救った冒険者。
現在は商人として活動している貴族令嬢だった。

彼女の依頼、それは護衛として隣国、砂漠の国へ赴くことだった。

感想

砂漠と言えばイメージするのは、昼は灼熱、夜は極寒。
急激な温度差とカラカラに乾いた、サラサラと崩れる砂丘などでしょうか。

ファンタジーをテーマにしたゲームでも、砂漠と言えば初心者が踏み込む場所ではありません。
砂漠特有の強力なモンスターが跋扈し、一瞬で命が奪われる印象があります。(サンドワームにケンカを売って瞬殺されたり)

ただ日本人には縁遠いという事と、アラビアンナイトや映画のイメージで、とてもロマンを感じる場所でもあります。

今作でも、砂漠の冒険の様子が丁寧に綴られました。
二ページ丸々使ったイラストでは、ファンタジー特有の描写も盛り込んだ砂漠の美しさが描き出されています。

また途中、登場する砂船では、外伝に登場したキャラクターのその後も垣間見えます。
彼の事は大好きなので、登場してくれた事はサプライズに感じました。

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まとめ

砂漠の冒険、その裏では国にまつわる英雄譚が始動しようとしていたりしますが、ゴブリンスレイヤーは変わらず、ゴブリンを見つけそれを排除するだけです。

それに付随して、陰謀の阻害につながっていたりするのも、いつも通りです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Jill WellingtonによるPexelsからの画像です。
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