はぐちさん 5 フィールコミックス
著:くらっぺ
出版社:祥伝社
日々の生活にお疲れ気味な女性「八千代」と無理すれば、なんにでもなれる不思議な生き物「はぐち」の生活の記録。
この巻では芙蓉とじゅみょう、そして昔はぐちが居候していた家の人たちが描かれます。
登場人物
八千代
はぐちと暮らしているの女性
はぐちの事は家族の様に思っている
はぐち
突然、八千代の所に現れた不思議な生き物
体の形を変えられる 無理をすれば何にでもなれる
思い出を奇跡に変えられる
昔「ぼたもち」と呼ばれていた。
桜
八千代のセンパイ
姉後肌の女性
ちっちゃい
はぐちやじゅみょうの事を、なんとなく受け入れている八千代や芙蓉と違い、少し危機感を持っている
ヒロセ
八千代の同僚
お酒とパチスロが大好き
物怖じしない性格
その性格からか周りに人が集まってくる
芙蓉
八千代の隣に越してきた大学生
割と天然
将来について悩んでいる
じゅみょう
芙蓉と一緒に暮らしている謎の生き物
人見知り、不器用、引きこもり
なんでも壊せる
はぐちの影響で少しずつ外に出る様になった
おばあちゃん
腰を悪くしたので、はぐちに買い物をしてもらっている。
もやしに人権はみとめないタイプ
大輝のママ
幼稚園児、大輝の母親
おっとりした性格でママ友と馴染めずいる
おじいちゃん
ラジオ体操が上手
雲を消せる、犬の表情が読める
染谷楓
昔はぐちと暮らしていた少年
SNSで見つけたはぐちを探して、愛媛から出てきた。
楓のおばあちゃん
古い防空壕ではぐちを見つけた
長編 あらすじ
芙蓉による人物紹介
芙蓉から見た隣人八千代たちの紹介。
これまで余り語られなかったヒロセの為人が描かれる
幼稚園の運動会
おばあちゃんのお使いを手伝った、はぐちとじゅみょうは彼女から、今日は幼稚園が賑やかだよと教えられる。
幼稚園に行ってみると、そこでは運動会が行われていた。
節分
八千代の節分を楽しむ仲間たち。
そんな中、じゅみょうは豆まきに嫌な思い出があるようで…。
ぼたもち
幼稚園の運動会に参加したはぐち。
それを撮っていた誰かがSNSに動画をアップした。
その動画は昔はぐちと暮らしていた楓の目に止まり…。
感想
今回は、はぐちの過去にまつわるお話が、長編で収録されています。
生まれた時から一緒にいたはぐちが、突然いなくなった楓。
その楓と再会した時、はぐちは何も覚えていない様子でした。
はぐちは思い出を代償に様々な奇跡を起こせます。
多分いままでも思い出を無くしながら、色んな人を助けてきたんだろうなと感じるエピソードでした。
最後に五巻で好きなセリフ
「あの子が普段なにげなくやってることは、想像以上に難しいんやから…」
まとめ
人物紹介の回でのはぐちのセリフ
「そういうんじゃないから―!!」はくらっぺさんの友人はるしげさんの喋りを彷彿させました。(はるしげさんはニコニコでゲーム実況等をされています。はるしげさんのツイッターはこちら)
また今回のはぐちの過去、愛媛の話は今までで一番長いお話でした。
好きなセリフで書いた言葉は、楓のおばあちゃんが八千代に言った物です。
社会に出ると褒められる事はあまりなく、悪い事に注視してしまいがちです。
良い事を見つめるはぐちのスタンスで生きていきたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
くらっぺさんのツイッターはこちら