ゴールデンゴールド 3 モーニングKC
作:堀尾省太
出版社:講談社
スーパーを営む岩奈は、同級生の梶刈にコンビニへの嫌がらせを頼みます。
しかし、フクノカミの操る巨大な生物の力で、梶刈の部下が暴走。
梶刈は殺されてしまいました。
登場人物
坂巻(さかまき)
向島署の刑事
黒髪眼鏡の刑事
梶刈の事件の操作で寧島を訪れる。
琉花の母
人の気持ちに鋭敏な琉花の事を心配している。
同時に彼女の事を扱いあぐねている。
あらすじ
人が死んだ事で、琉花は黒蓮と協力しフクノカミの排除を試みる。
かなり素早いフクノカミを何とか黒蓮が捕え、桶に詰めて蓋をした。
しかし蓋に釘を打ち付けようとした琉花を、祖母の町子は止める。
琉花は町子に、フクノカミから離れよう、町子は操られていると説得するが、町子は自分の意思だ答える。
人が死を手違いだと話し、多少の失敗はあっても順調だと笑う町子。
祖母のやる事が本当に彼女の意思なのか、ただフクノカミに操られているだけなのか分からず、口論の末、琉花は自室に戻った。
自分があれを拾った所為で人が死んだ。
何故拾ったのか、確認するだけなら分かるが、何故持ち帰ったのか。
そんな事を考えていると、及川から連絡が入る。
彼は大阪行きを止めようと思っているとLINEしてきた。
彼とのLINEを見ていた琉花は、行かないでと素直に言える自分だったら良かったのにと涙を流した。
感想
及川もフィギュアに憑りついたフクノカミに操作され、大阪に行かない選択をしたようです。
人が操られ島がどんどん変わっていく。
琉花も黒蓮もその事を感じてはいますが、あまり深刻な感じがしないのは、フクノカミが何をしているのか直接見た訳では無いからでしょうか。
反発する気持ちが弱い事自体が、フクノカミの影響を受けているのかなとも思いました。
まとめ
殺人事件による警察の介入は、島に酒巻という刑事を呼び寄せる事になりました。
彼が今後どういう役割を担うのか楽しみです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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