漫画

ブルージャイアント 第八巻 あらすじ・感想

投稿日:2019年7月28日 更新日:

ピアノ
ブルージャイアント 8 ビッグコミックススペシャル

作:石塚真一
出版社:小学館

この巻では、平の言葉に悩む雪祈のシーンから物語は始まります。

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あらすじ

平の言葉で自身を省みた雪祈は、ある人物を探していた。
しかし東京で名前も分からない人物を探すのは困難を極めた。

そんな日々の中で、雪祈のアパートに突然、大が訪ねて来る。
大は練習での雪祈の変化に気付き、様子を見に来たのだ。

自分のソロについて尋ねた雪祈に対し、そんな事で悩んでいるなんてヤバいと大は言い放つ。

自分はヘタでもクソでも、サックスを吹くとき、世界一だと思って吹いている。
なのに雪祈は、ソロでどう演るかで悩んでる。

次元が違い過ぎて話にならない。
さらに続けて、悩む事自体がおかしい。
お前に悩む資格があるのか、悩んでいる時間があるのかと問い掛けた。

その後、交通整備のバイトの最中、豆腐店のトラックを見かけた雪祈は地図を頼りに、その店を訪れる。

夜も明けきらぬ内から、豆腐を仕込む老人。
それはいつか雪祈が平を優先するあまり、サインを断った人物だった。

淡々と仕事をこなしている老人を見て、こういう人が演奏を聴きにきてくれているという事に気付く。

雪祈はサインを手渡し、次はもっといい演奏をしますのでと、老人に深く頭を下げた。

感想

今回は壁を破ろうともがく雪祈と、二人に追いつこうとする玉田の姿が描かれました。

平の言葉で悩む雪祈は、大の煽りで突き抜けました。
また玉田のドラムはそんな雪祈をしっかりと支えます。

三人だから出来る。
それが感じられるエピソードでした。

また今回、玉田はドラムソロを完成させました。
完全な素人から、ソロを叩けるようになる。
彼は寝る以外の時間の全てを、ドラムにつぎ込んだのだろうと思います。

初期は大の友人という立ち位置だった玉田が、二人を支えるドラマーになるとは思ってもいませんでした。

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まとめ

この巻の終盤でJASSは小さなフェスへの出演が決まります。
最初は四人だった観客も、どんどん増えてきました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※イメージはPixabayのSocial Butterflyによる画像です。
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