キャンディ&シガレッツ 5 ヤンマガKC
著:井上智徳
出版社:講談社
COPPELIONの作者の描く、元SPの老人と暗殺者の少女の物語。
あらすじ
無双を追った美晴と雷蔵は、無双の心臓の手術を受け持つ医師「Dr.モルグ」の情報を得る為、CIAと接触する。
CIAの情報調達員、スパイダーと接触した雷蔵は情報の見返りとして、ベガスを仕切るギャングのボス、エル・ガンビーノの暗殺を請け負う。
スパイダーの仕込んだGPSにより、Dr.モルグの足取りは追える。
雷蔵たちは、観光客に変装しモルグを追う。
着いた先はキャンディーキャッスル。
飴の製造工場を隠れ蓑にした、ガンビーノの麻薬工場だった。
感想
物語はベガス、荒野、空港、病院と目まぐるしく展開していきます。
今回、雷蔵たちはガンビーノに捕らえられ、処刑されかかるのですが、その方法が荒野に放置し、死体を白頭鷲に食わせるという物でした。
物語で登場する、拷問や処刑の方法は人の恐怖心をあおる物が多くありますが、それは人の想像力に訴えかけるからだと感じます。
シガーカッターで指を切るとか、ナイフで切っても結果は同じですが、シガーカッターの方がより痛そうで怖い感じがします。
あと、グーニーズで出てきた、チャンクが手をミキサーに掛けられそうになるシーンとか(こちらはコメディですが)。
結果を想像する事で、より恐怖が増す気がします。
話は逸れますが、映画アウトレイジでも多種多様な殺され方をしてましたね。(あの映画は有名な俳優さんをどんどん殺すので、続編が出るたび作るのが大変になりそうだなと、余計な事を考えてしまいました。)
まとめ
物語は無双を追い詰めつつあるようです。
美晴の復讐がどうなるのか、次回が楽しみです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。